パージ (2013)

文字数 391文字

【至極当然の未来予想かも】 2015/7/23



至極当然の未来予想かも

近い将来のこと、
何かの間違いでアメリカ大統領が年に一回、12時間だけどんな犯罪も(殺人も)許されるパージ(心の浄化)の日を設定した。
この法律はアメリカ憲法をも修正した圧倒的な支持を得て決まったと前提があるが、絵空事と思えないのが一番の恐怖だった。

もしかして、経済格差をその原因とする人種差別殺人などは現在のパージなんだろうか。
イスラム教への偏見、迫害、差別もしかり。
ロシアの野蛮性を喧伝するのも同じような差別に基づくものだろう、そしてパージは支持される。

シネマとしては殺人シーンばかりのグロテスクなものだった。
無論そこに正義などという人間の尊厳はなくなる。
殺される前に殺すだけのお話だ。
住居をちょっと立派にしただけで、偉そうとか思われるのも仕方ないが、殺されるほどのものか?

所詮シネマとはいえ、もしかして・・・・。
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