男はつらいよ お帰り 寅さん (2019)
文字数 590文字
【回想は懐かしいけど、ちょっとつらいよ】2020/1/7
寅さんシリーズ50周年記念作ということ、
「お帰り寅さん」というタイトルのこと、
近年のVFX進化の驚愕の事実のこと、
などを考えて、
さてさていったいどんな寅さん復帰シネマになるのかと楽しみにしていました。
満男くんと泉ちゃんの初恋の蒸し返し顛末がメインストリームで、
その中にレギュラー陣の回想(半世紀前からの)がこれでもかと言わんばかりに
どしどし放り込まれていました。
それらはすべて、満男のおじさん「寅さん」がらみの映像であることは
当然といえば当然でした。
つまるところ、僕はシリーズ48作の回想に目まぐるしく立ち会うことになったのです。
マドンナ(もはや死語)たちの美貌、対極にあったあの四角い顔もすべてが若々しく
才能に満ち溢れています。
その一方で最大50年前からの俳優人たちの変貌ぶりや代替わりの寂しさは
堪え切れようもないものでもありました。
いやいや、本シネマは50周年事業、記念イベントと思うべきなのでしょう。
寅さんシリーズを観ながら
「ホント あいつは馬鹿だね」と言って安心していた若き自分を思い出しました。
50年か!
回想する機会をいただいたことには大いに感謝するけど、
自らの高齢化を思い知らされることになって、ちょっと「つらいよ」。
老婆心:
桑田さんの挿入歌も渋かったけれど、渥美さんのエンディングソングの美声に酔いしれました。
寅さんシリーズ50周年記念作ということ、
「お帰り寅さん」というタイトルのこと、
近年のVFX進化の驚愕の事実のこと、
などを考えて、
さてさていったいどんな寅さん復帰シネマになるのかと楽しみにしていました。
満男くんと泉ちゃんの初恋の蒸し返し顛末がメインストリームで、
その中にレギュラー陣の回想(半世紀前からの)がこれでもかと言わんばかりに
どしどし放り込まれていました。
それらはすべて、満男のおじさん「寅さん」がらみの映像であることは
当然といえば当然でした。
つまるところ、僕はシリーズ48作の回想に目まぐるしく立ち会うことになったのです。
マドンナ(もはや死語)たちの美貌、対極にあったあの四角い顔もすべてが若々しく
才能に満ち溢れています。
その一方で最大50年前からの俳優人たちの変貌ぶりや代替わりの寂しさは
堪え切れようもないものでもありました。
いやいや、本シネマは50周年事業、記念イベントと思うべきなのでしょう。
寅さんシリーズを観ながら
「ホント あいつは馬鹿だね」と言って安心していた若き自分を思い出しました。
50年か!
回想する機会をいただいたことには大いに感謝するけど、
自らの高齢化を思い知らされることになって、ちょっと「つらいよ」。
老婆心:
桑田さんの挿入歌も渋かったけれど、渥美さんのエンディングソングの美声に酔いしれました。