トゥモローランド (2015) 

文字数 528文字

【シネマファンは夢見る人】 2015/7/9



本作のキーワード「夢見る人」の解釈は難しい。
利己主義者も、権力崇拝者も、拝金主義者もみんな「夢見る人」には違いない。
リトル・フランクが上手いことを言っていた・・・
「人が感動して自信を持ってくれるために挑戦する」と。
「より良い未来を夢見る人」になろうというメッセージだった。

ということで、ディズニー社、あるいはウォルト・ディズニーの理想が
そのあたりにあるのだろうと忖度した。

あからさまに言ってしまうと、ディズニービジネスについては興味がない。
しかしながら、本作品予告編から感じたのは
ディズニーワールドに関する新しいアトラクションがらみのシネマではないか?
という懸念だった。

シネマは実際に観てみないと分からないものだ。
そこには、地球と人類を見守るトゥモローランドがあった。
そこには、組織にお決まりの官僚化があり、革命があり、つかの間の平和があった。
現実の地球には、耐えることが切ないような悪と災が満ち溢れている。
そんななかでも、地球を守ろうとする「夢見る人たち」がいる。

こんな夢を見させてくれるのはやはりシネマしかない。

老婆心:
夢見るディズニー社としては、
ディズニー(ランド)ファンの取り込みに成功したのでしょうか?

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