オーシャンズ8 (2018)

文字数 439文字

【お洋服と宝石と復讐と】 2018/8/10



代表3人(サンドラ、ケイト、アン)はじめ8人の女性がハイファッションで逃走するシーンが圧巻だった。
ブランド大御所のお洋服、宝石、AS THEMSELVES の招待客たち、
そして器はメトロポリタン美術館。
豪華華麗なシネマ、それも強い女性の物語は明らかに新しい世紀の息吹を感じさせてくれる、快感だった。

ソダーバーグチームのクラス会の趣の強かった「オーシャンズ・シリーズ」、
正直なところマンネリの果てに消滅したのも然るべき運命と思っていたが、
まさかのオール女性チームで復活するとは、心より本シネマの成功を祝福するものだ。

「目撃者は世界」という大仰な宣伝コピーも納得できる盗みのテクニック、それはどうか本編で確認していただきたい。

リーダーのデビー・オーシャンの言葉が刺激的だった・・・
「この盗みは自分や仲間のためではない、8歳の女の子が将来犯罪者になりたいと思う良い機会になれば!」

男性中心社会への強烈な皮肉であった。
がんばれオーシャンズ8.
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