【蘇えるガイキチ】
文字数 2,215文字
ひとつ訂正とお詫びがあるわ。
数日前ーー多分、この体育祭篇が始まって最初の団会議について書いた記事なんだけど、そこで、「部活に出なきゃならない」みたいなこと書いてたんだけど、アレ、勘違いだわ。
普通に部活引退してた。
何を間違ったか、部活引退してるのを忘れてたんよね。まぁ、明確に覚えている部分をピックアップして書き連ねているはずなんだけど、流石に一〇年以上前の話だからな。所々記憶が曖昧になってるのも事実なワケで。
ここに謝罪しますわ、申し訳ない。
まぁ、本記事のほうはね、特に直さないでそのままにしておきます。理由?ーー恥ずかしいモノは残しておいてこそ戒めになるからね。
まぁ、そういうことで、今日も始めていくか。昨日のあらすじーー「迷走」。とうとう、「今日のあらすじ」よりも短いあらすじが出てきてしまったな。たった二文字で表現できるものを二千字以上掛けて書くってどうよ。
あと、それを読むってーーまぁ、それに関しては人の自由なんで何もいわん。ありがとうございます。
さて、昨日は担任のブタさんに団長を辞めることを伝えたんだけど、結局結論は宙ぶらりんで、勉強も手付かずの中、友人との関わりの中でこころが揺れ動きーー何か、こっちのほうがあらすじっぽいな。
まぁ、そんな夜、家に帰って風呂に浸かっても、どうもスッキリしない。床に就こうにも、暗い部屋の中でひとり目を開いたまま色々と考えてしまったのだ。
このまま時間、止まってくれねえかなーーそうは思っても現実は非情で、次の日はごく当たり前に来てしまったのだ。
翌日となって、とても爽やかな朝日がカーテン越しにその光を見せても、おれのこころは晴れることもなく、学校をサボろうにも、サボるほどの不真面目さがなかったおれは、朝飯を食って、そのまま学校へ向かったのだ。
こんな状況だと、教室に入るのもうしろめたいんじゃない?とも思われるかもしれないんですが、残念、普通に平気な顔をして入っていきました。が、おれが教室に入ると、おれを見つけたシーサーがおれの元にやってきたんだわ。
「おはよう。体調は大丈夫? 昨日は、ーーこんな感じで決まったから、今日からまた頑張ろうね!」
呆然。正直いえば、またヒステリックに喚き散らされると思ってたんで。でも、そうではなく、逆に心配されてしまったのね。
他に、TKもおれの顔を見るなり、心配と進捗の話をしてくれ、麦藁はーー、昨日書き忘れたけど、麦藁も一緒の塾で、その場では「マジ、面倒くせえよな」って話をしたばかりだったんで、何事もなかったかのように振る舞いました。岡原と柳沢とは多分、何も喋ってない。あと、肝心の金田だけど、
何も喋らなかった。
別に話したかったワケではないけど、あんな話があった後なんで、こんなもんかと何も考えずにいたんですな。結局、何も話さずにそのまま放課後の団練習を迎えることとなったのだ。
まぁ、おれも結局、誰にも辞めると伝えられず、そのままナアナアな感じで練習に出ることとなってしまったんだけど、
どういうワケか応援団員が協力的だった。
まぁ、応援団員といっても三年の、なんだけど、このメンツというのが、どうも不自然なほどにおれに気を使うようになっていたのだ。
まぁ、この時点で、おれが辞めるといった話がどういう形かでブタさんから伝わったのだろうとわかったのだけど、これがどうもうまい形でことが運んでしまったらしいーー人に気を使わすとか、マジもんのゴミだな。
練習中もおれひとりではどうにもできなかったようなことも、シーサーを始め、外山、キャナ、TK、麦藁がサポートをしてくれ、岡原や柳沢も直接は関わらなかったとはいえ、陰で随分と協力してくれたようだった。
で、金田だが、金田も持ち前のギャル感を出して練習を引っ張ってくれるようになったのだ。まぁ、具体的な会話など交わさなかったとはいえ、やはり前日の会議で何かあったのだなというのは、紛れもなくわかった話で。もう、何つうかーー
おれも、辞めるに辞められなくなってしまったワケだ。
だから、甘っちょろいっていわれるんだろうけど、協力的な団員の姿を見ていたらとてもじゃないが、辞めるとはいえなくなってしまった。残念なヤツなこと。
さて、その日の練習は団員の協力のお陰でスムーズに進み、おれも人前に立つことに慣れ始めていたお陰か、いい感じで練習を終えることができたのだ。
練習後、おれは職員室へ向かい、ブタさんを訪ね、ひとこと、「最後までやるんで、よろしく」とだけ伝えて職員室を後にしたのだ。
ガイキチ復活ーーまぁ、タイトルの時点でネタバレだったよな。「次回、『城之内死すッ!』、お楽しみに!」と何ら変わらねえわ。
さて、平成が生んだガイキチである中三五条氏が復活したところで、今日はここまで。次回は団練習其ノ弐かな。多分、あと少しで終わると思うわ。じゃ、また一週間、頑張りますか。
【追伸】
今週中に新作、『ミス・ラストスタンド』をアップします。といっても、一度に全部アップはしないで、最初にパート零と壱をアップして、残りは三日置きに一話ずつアップしていきく予定。多分、一〇月の終わりには完結すると思われ。ま、よろしくお願いしますわ。
数日前ーー多分、この体育祭篇が始まって最初の団会議について書いた記事なんだけど、そこで、「部活に出なきゃならない」みたいなこと書いてたんだけど、アレ、勘違いだわ。
普通に部活引退してた。
何を間違ったか、部活引退してるのを忘れてたんよね。まぁ、明確に覚えている部分をピックアップして書き連ねているはずなんだけど、流石に一〇年以上前の話だからな。所々記憶が曖昧になってるのも事実なワケで。
ここに謝罪しますわ、申し訳ない。
まぁ、本記事のほうはね、特に直さないでそのままにしておきます。理由?ーー恥ずかしいモノは残しておいてこそ戒めになるからね。
まぁ、そういうことで、今日も始めていくか。昨日のあらすじーー「迷走」。とうとう、「今日のあらすじ」よりも短いあらすじが出てきてしまったな。たった二文字で表現できるものを二千字以上掛けて書くってどうよ。
あと、それを読むってーーまぁ、それに関しては人の自由なんで何もいわん。ありがとうございます。
さて、昨日は担任のブタさんに団長を辞めることを伝えたんだけど、結局結論は宙ぶらりんで、勉強も手付かずの中、友人との関わりの中でこころが揺れ動きーー何か、こっちのほうがあらすじっぽいな。
まぁ、そんな夜、家に帰って風呂に浸かっても、どうもスッキリしない。床に就こうにも、暗い部屋の中でひとり目を開いたまま色々と考えてしまったのだ。
このまま時間、止まってくれねえかなーーそうは思っても現実は非情で、次の日はごく当たり前に来てしまったのだ。
翌日となって、とても爽やかな朝日がカーテン越しにその光を見せても、おれのこころは晴れることもなく、学校をサボろうにも、サボるほどの不真面目さがなかったおれは、朝飯を食って、そのまま学校へ向かったのだ。
こんな状況だと、教室に入るのもうしろめたいんじゃない?とも思われるかもしれないんですが、残念、普通に平気な顔をして入っていきました。が、おれが教室に入ると、おれを見つけたシーサーがおれの元にやってきたんだわ。
「おはよう。体調は大丈夫? 昨日は、ーーこんな感じで決まったから、今日からまた頑張ろうね!」
呆然。正直いえば、またヒステリックに喚き散らされると思ってたんで。でも、そうではなく、逆に心配されてしまったのね。
他に、TKもおれの顔を見るなり、心配と進捗の話をしてくれ、麦藁はーー、昨日書き忘れたけど、麦藁も一緒の塾で、その場では「マジ、面倒くせえよな」って話をしたばかりだったんで、何事もなかったかのように振る舞いました。岡原と柳沢とは多分、何も喋ってない。あと、肝心の金田だけど、
何も喋らなかった。
別に話したかったワケではないけど、あんな話があった後なんで、こんなもんかと何も考えずにいたんですな。結局、何も話さずにそのまま放課後の団練習を迎えることとなったのだ。
まぁ、おれも結局、誰にも辞めると伝えられず、そのままナアナアな感じで練習に出ることとなってしまったんだけど、
どういうワケか応援団員が協力的だった。
まぁ、応援団員といっても三年の、なんだけど、このメンツというのが、どうも不自然なほどにおれに気を使うようになっていたのだ。
まぁ、この時点で、おれが辞めるといった話がどういう形かでブタさんから伝わったのだろうとわかったのだけど、これがどうもうまい形でことが運んでしまったらしいーー人に気を使わすとか、マジもんのゴミだな。
練習中もおれひとりではどうにもできなかったようなことも、シーサーを始め、外山、キャナ、TK、麦藁がサポートをしてくれ、岡原や柳沢も直接は関わらなかったとはいえ、陰で随分と協力してくれたようだった。
で、金田だが、金田も持ち前のギャル感を出して練習を引っ張ってくれるようになったのだ。まぁ、具体的な会話など交わさなかったとはいえ、やはり前日の会議で何かあったのだなというのは、紛れもなくわかった話で。もう、何つうかーー
おれも、辞めるに辞められなくなってしまったワケだ。
だから、甘っちょろいっていわれるんだろうけど、協力的な団員の姿を見ていたらとてもじゃないが、辞めるとはいえなくなってしまった。残念なヤツなこと。
さて、その日の練習は団員の協力のお陰でスムーズに進み、おれも人前に立つことに慣れ始めていたお陰か、いい感じで練習を終えることができたのだ。
練習後、おれは職員室へ向かい、ブタさんを訪ね、ひとこと、「最後までやるんで、よろしく」とだけ伝えて職員室を後にしたのだ。
ガイキチ復活ーーまぁ、タイトルの時点でネタバレだったよな。「次回、『城之内死すッ!』、お楽しみに!」と何ら変わらねえわ。
さて、平成が生んだガイキチである中三五条氏が復活したところで、今日はここまで。次回は団練習其ノ弐かな。多分、あと少しで終わると思うわ。じゃ、また一週間、頑張りますか。
【追伸】
今週中に新作、『ミス・ラストスタンド』をアップします。といっても、一度に全部アップはしないで、最初にパート零と壱をアップして、残りは三日置きに一話ずつアップしていきく予定。多分、一〇月の終わりには完結すると思われ。ま、よろしくお願いしますわ。