【お邪魔しますの精神】

　ちょっと前の話になるけれど、沖縄空手の出稽古に行ってきたワケだ。

　ちょっと前っていつ？って感じだけど、ゴールデンウィークの前半なので、もう二週間以上前になるのか。いやぁ、時が経つのは早いねぇ。

　まぁ、感心してる場合かって話なんだけど、そんなことはさておき、出稽古の話だ。

　今回の出稽古というのは、先生改め師匠に誘われてふたりで行ったのだけど、これがまたとんでもなかった。出稽古先は師匠の昔の空手仲間が主宰している稽古会。で、いざ稽古に出向いてみたのだけどーー

　おれ以外、全員黒帯だったんだな、これが。

　何とも場違いな五条氏ではあったのだけど、そんな中で稽古は始まったのだ。

　稽古内容はそれこそ型や組み手、その他にも主宰の人が別のところで習った技術を応用して使ってみるといった実験的な稽古もあって、本当に面白かった。メチャクチャ疲れたけどね。

　でも、やはり恐れることなく自分の知らない別の次元、というか別の場所まで赴いてみるというのは大事なことなんだなと。

　井の中の蛙、大海を知らずとはいうけど、本当にその通りで。井戸の主になった蛙も、海に出ればただの雑魚でしかないワケで。

　自虐とか落胆とかではなく、やはりたまには自分が雑魚であると認識することは大事だね。

　というワケで、雑魚の戯言でした。

　アスタラ。