【帰って来たムーヴメント】

文字数 1,120文字

 再ブームというのは誰にでもあることだと思う。

 変な話、流行というのは周期的に繰り返すモノであるし、この社会を揺るがすブームは、殆ど一定の周期で繰り返していると思っている。

 顕著なのはちょっと前のタピオカブームだ。そもそもタピオカなんて、おれが大学生の頃に流行っていたモノという印象があるのだけど、それも気づいたら再ブームになっていたし、そういうことは少なからずあると思うのだ。

 変な話、メンズのヘアスタイルの話でも、ツーブロックというのは昭和期だったか、平成初期に流行ったみたいな話があったと思う。

 その後、数年前に一旦ブームが起こり、今ではひとつのヘアスタイルとしての地位を確立したツーブロックではあるけれど、そう考えるとやはり流行というのは繰り返すモノなのだろう。

 そして、それは社会単位だけではなく、個人単位でもそうなのだと思う。

 というのも、最近、ちょっと前に好きだったモノに再びハマり出すことが多いのだ。

 例えるなら、音楽でいえばパンクやへヴィメタル、あるいは映画というメディアそのもの、はたまた昔好きだったゲームもそうだろう。

 かくいうおれも最近では、『パーフェクト・ダーク』というゲームや、『必殺シリーズ』等に再びハマり出している。

 緊急事態宣下のモラトリアムな時間下における気の迷いなのかもしれないけど、やはり、1度好きになったモノというのは、飽きはしても嫌いになることはないらしい。

 そこで自分がそう思うのも、各種好きだった映画に関してや、『必殺シリーズ』に関することだと思うのだ。

 そう、ここ最近、そういった映像作品に対する熱が戻りつつあるワケだ。

 まぁ、去年は何かと大変で、そういった映像作品を楽しむだけの精神的な余裕がなかった。居合も芝居もやらなくなり、空虚な時間をゲームで埋めてばかりいたワケだ。

 だが、やはり一度好きになったモノというのは、その時の熱量こそ変わりはしても、基本的に好きという感情が翻ることはない。

 まぁ、これはモノに対する評価であって人に対する評価ではないけどな。人に対する評価は、好きも嫌いもその人が起こした行動の結果なんかで簡単に翻るからな。

 とはいえ、やっぱり好きなモノはいつまで経っても好きなままというのもいいことだと思う。やっぱ、そう実感する時こそ好きなモノが自分のコアの一部になっているのだなと思う。

 さて、21日を最後に緊急事態宣言が解除されるとのことで、そうなると生活もまた変化するだろうけど、そうしたらまた好きなモノの熱量も変わってくるのだろう。まぁ、熱量が変わっても好きってことには変わりないけどな。

 漸く今年が始まるって感じだな。

 その前に早く首治れよ。

 アスタラビスタ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み