【三年前、既にあなたはいない】

文字数 1,286文字

 正直、こんな駄文集を書いている場合ではないのだ。

 別に生活が切迫しているワケでもなければ、文章を書く余裕もないほど私生活が忙しいワケでもない。だが、今のおれはこの駄文集を書いている場合ではないのだ。というのもーー

『バイオハザード・ヴィレッジ』が発売したのだ。

 いやぁ、バイオの新作が発売されたとなって、クリアせずにはいられないワケだ。

 確かに、この駄文集もおれが書きたくて書いているワケで、芝居を引き受けたのも自分がやりたいからで、同時にそのためにセリフを覚えるのも自分の好きでやっていることであるのはいうまでもない。

 ただ、バイオの新作が出たとなったら話は別だ。昨年の緊急事態宣言時、ステイホームしながらずっとバイオをやっていたおれとしては、嬉しい限りなのだ。

 まぁ、実をいえば、元からバイオハザードが好きだったかといわれると、そうでもない。

 というのも、少年時代に見た友達がプレイする『バイオハザード2』が怖すぎて、「こんな怖いゲーム、絶対にやらない」と本気で思っていたくらいだからだ。

 それくらい、おれは『バイオハザード』を含めたホラーというジャンルが苦手だったのだ。

 その後も、何をトチ狂ったのか買ってしまったゲームキューブ版の『バイオハザード』が怖すぎてクリアできず断念したりもした。

 かと思いきや、中学生になってホラーを克服したのだけど、今度は『サイレントヒル』と『零』という国内のホラーゲームでも『バイオ』に次ぐメジャータイトルが好きになってしまい、『バイオ』から余計遠ざかったのだ。

 別に他のメジャータイトルを好きになったから何なのだって感じなのだけど、おれという人間はとんでもなく天の邪鬼で、そのジャンルの第一党的な存在ではなく、ナンバー2、3のほうを好きになって、そちらを立てる傾向にあるのだ。

 つまり、マリオよりロックマン、ゴジラよりガメラ、ポケモンよりメダロット、本格推理よりハードボイルドとそんな感じ。

 まぁ、そういった第一党的な存在が嫌いなワケでは決してないのだけど、おれはそういった世間でいうナンバー2、3にやたらと惹かれる傾向にあるということだ。

 とはいえ、バイオも、リメイク版の一作目が記憶に鮮明に残り続けたこともあるし、大人になってから一時期は、「絶対やらない」と誓っていたはずのバイオ2を毎日のようにクリアしていたなんてこともあって、気づけばバイオというホラーゲームが好きになっていたワケだ。

 そして、去年、『バイオハザードRE3』がやりたくて買わないと思っていたPS4を買ってしまい、自粛期間中をバイオハザードほぼ一色で過ごすこととなったのだ。

 そんなこともあって、今のおれは『バイオハザード・ヴィレッジ』がやりたくて仕方がないワケだ。でも、取り敢えず、

 自分がやると決めて始めたのだから、この駄文集もセリフを覚えるのもちゃんとやるわ。

 緊張事態に蔓延防止にと、まだまだ肩身の狭い日々が続くけど、そんな中を生き抜くためにも、『バイオハザード』の世界を生き抜くのも悪くないんじゃないかと思うのだ。

 そんなワケでーー

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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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