【積み重ねれば、崩れ落ち】

文字数 690文字

 スランプという概念がある。

 スランプーー本当に忌々しい話だ。何かをやるに際して、マンネリ化というか、全然上手くいかなくなるような状態。あるいは、上手くいっていないように感じてしまうような状態。これには本当に困ったもんだ。

 人間は成長する生き物だ。何かをやれば、それをこなすことにも慣れて行くものだし、更に上のレベルというのも見えてくるだろう。

 だが、慣れたが故に手を抜くということがあってはいけないと思う。多分、これこそがスランプのひとつの形なのだろう。

 余力を残すことが大事なのは、以前もいったことだが、それと手を抜くことは全然違う。

 ただ、逆に根を詰め過ぎるのもよろしくないと思うのだ。根を詰めれば、肉体の疲れが無意識の内に沈殿していく。

 その結果、パフォーマンスは落ち、そのパフォーマンスが落ちた状態でのパフォーマンスにアップグレードーーいや、ダウングレードされていってしまう。そういったスランプの形もあると思うのだ。

 おれという人間は怠惰でありながらも、何かをやろうとすると無駄に根を詰めようとする愚かな性質の持ち主だったりする。

 そうなると、何をやるにしても行き詰まることが多くなるのだが、そういった愚かさとは決別すべきなのかもしれない。

 少なくとも、何かで上を目指すのなら、たまの休息も必要だと思うのだ。

 そういうワケで、手を抜き過ぎず、根を詰め過ぎず、頑張って行けるのが何よりの理想なのだろうと、改めて思ったのだ。

 まったく、そういった塩梅を見極めるのは難しいもんよね。ほんと困ったもんよ。取り敢えずいえるのはーー

 スランプなんて消えちまえってことだ。

 アスタラ。
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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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