【終わりが静かにやってくる】

　静かに盛り上がる感覚が好きだ。

　そういうと対義的で矛盾しているようにも聴こえるだろうが、個人的にはそうは思わない。

　というのも、この静かに盛り上がるというのは、じわじわと盛り上がっていく様と、誰かのマインドの中で密かに熱を持っていく感じだと思うからだーー抽象的過ぎてわかりづらいか。

　とはいえ、そういうモノは確実にあると思うのだ。例えば、続きが気になるドラマの放送日が近づいてくる感じや、注目している映画の公開日が近づいてくる感じ、またはやりたいゲームの発売日が近づく感じがそうだと思う。

　それらは、そういった対象物を待ち望んでいるすべての人たちに訪れるモノだ。しかし、その胸の中で燃え上がる情熱は、個人によってその形態が僅かながらも違うはずだ。

　本当に説明しづらいのだけど、多分、それはその人が対象物に何を望んでいるかだと思う。

　特に年末ともなると、その感覚が強くなる気がするのだ。やはり、年の終わりというのは誰にとっても一大イベントだろう。

　今年は例のアレの影響でそれどころではないという意見も普通にあることだろう。とはいえ、個人的にはやはり、年末のこのジワジワと沸き立ってくる熱気は、例え例のアレが猛威を奮っていようと関係ない気がするのだ。

　気がつけば、2020年終了まで数日である。今年はアンタにとってどんな年だったろう。

　何かとハードだった人もいるだろうし、制限された中で可能な限り楽しんだ人もいるだろう。とはいえ、新年まであと少し。今年散々だった人は、来年はいい年になって欲しいと望み、いい一年を過ごせた人は来年も、あるいは今年以上にいい年にしたいと思うことだろう。

　終わりがやってくる。あと数日で今年が終わってしまう。来る新年に向けて高まっていく熱気は、沢山の人が抱いているはずだ。

　まぁ、つまり何がいいたいかといえば、

　2020年、残りの数日も精々楽しもうじゃないのってことだな。

　まだ時間はある。やり残したことがあるのなら、この数日で片付けてしまおう。熱気はいつだって、焦燥感の中にある。

　ワケわかんねぇな。

　まぁ、纏まりが壊滅的な文章を書いてしまったけど、どうしたの？といわれるかもしれないけどなーー

　悪い、今日はバカみたいに疲れてるんだ。

　おまけに調子もよろしくはない。だから今日はーーいつものこと？ ならよかった。

　まぁ、そんなワケで残りの数日でやれることはやっちまいたいよな。

　……寝るわ。これ以上何いっても余計ワケがわからなくなるだけだよな。そんじゃ、

　アスタラビスタ。