【夜、空白の時間】

文字数 932文字

 どうにも疲れが取れない時がある。

 肉体的な疲れなんてモノは、少し体を休めればまだどうにかなるのだけど、問題はやはり精神的な疲れというモノだ。

 こればかりは何年経っても対策というのが見えないのだ。精神的な疲れというモノは、ただ何もせずにゆっくりしているだけでどうにかなるモノでもなく、かといって何かをすればいいというワケでもない。

 ちょっと楽しい思いをしただけではリフレッシュになりはしない。ストレスは日々蓄積され、それを全部溶かすことはできない。リフレッシュした気でいるのは、単なる現実逃避。相対的なストレスは減ってはいない。

 そう、この精神に蓄積したヘドロのようなストレスが問題なのだ。

 コイツを潰す方法が見つからない。仮に方法を見つけたとしても、それは所詮痛み止め。ちょっとした麻痺を起こさせて一瞬だけ痛みを忘れさせるだけ。それも服用するごとに効き目は薄くなっていく。慢性的な痛みは即席の痛み止めでは不足になってくる。

 結果、痛み止めの質も上げていかなければならなくなる。それができなくなれば、淀んだ黒い塊に飲み込まれて死ぬしかなくなる。

 まったく、脳の神秘がどうとかいうけれど、結局のところ、その神秘が悪いことを自分で引き起こしているところを考えると、何のための神秘なんだかわからない。

 まぁ、そんなことはさておいて、だ。

 ヒゲというものは似合うだろうか?

 わたし、女だからわかりませんってことはさておいて、男にとってヒゲというのはファッションアイテムでありながら、目の上のたんこぶでもある。

 大体、ヒゲというのは、顔の彫りが深かったり、強面だったりすると似合う傾向にあると思うのだけど、かくいうおれはーー

 全然似合わないのだ。

 彫りが深い強面という条件を兼ね備えていながら、おれはヒゲを生やすと、ただ汚ならしく、みすぼらしくなるだけになってしまう。しかも、生え方が不細工で、密度が薄いせいか、ほんと、ただただ汚ならしい。

 こればかりは、何とかならんもんかと思うのだけど、そうなると永久脱毛をするしかなく、そうでなければコンスタントにヒゲを剃るしかない。まぁ、それはそれでーー

 ほんと、何の話をしているのかね。

 疲れにはピアノの旋律がよく効く。

 アスタラ。
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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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