【コヨーテは再び荒野を駆けるか?】

文字数 1,146文字

 もしかしたら、また芝居をやるかもしれない。

 これは願望だとか、遠い未来の話ではなく、限りなく近い未来の実現しうる話だ。というのも、

 このおれに珍しく、客演の依頼が舞い込んだワケだ。

 どういう筋からっていうと、早い話が『ブラスト』の関係者からだ。まぁ、『ブラスト』自体は現在活動停止中で、そもそも芝居自体やるかもわからないような状態なんだけど。

 そんな中、正さんから「別の団体で客演の口があって、出ないか?」という話があったのだ。

 これは中々に面白い話だ。まぁ、詳しいことはまだ全然いえないんだけどな。

 まさか再三の緊急事態宣言で、また行動が制限されるかなって感じの時に、そういった話が来るとは思わなかったよな。

 さて、正さんのことは覚えているだろうか。『ブラスト』の古参メンバーのひとりで、かつておれと色々あった人だ。

 まぁ、この駄文集でも何度か名前は出ていたのだけど、その時期の心情を書いたばかりに余りいい印象では書いてなかったんよな。いってしまえば、おれと対立してる的な、ね。

 とはいえ、正さんとはとっくに和解してたりする。

 これは二年前、ちょうど遠征しての芝居の本番を目前としていた頃に、色々あって元々抱いていたわだかまりが怒りという形で爆発し、トラブルになってしまったのだけど、そこで話し合ってちゃんと和解しているのだ。

 確かに、この駄文集でも、その時その時の自分のスタンスやポジションを明確にするために悪い書き方をしてしまったけど、それも今では過去の話。今さら悪くは思っていない。

 とはいえ、正さんとのトラブルも今考えると悪いことでもなかった気はする。ジェネレーションの違いから来る不和ってのは、いつの時代もどこの世界でもあることなんでな。いい勉強になったと思うよ。

 さて、そんな感じで正さんから客演の話を頂いて、予定がハッキリし次第、正式にオファーを受けたいなと思っているのだけど、この駄文集で何度もいっている通り、今、芝居の世界はどうにも厳しい状態だ。

 やはり、クラスターの現場になってしまったこともあってか、印象もよくはないし、どうにも上手くない。そもそも不要不急という意味では、真っ先に潰されても可笑しくないエンタメのジャンルのひとつなのだから、そういわれても文句はいえない。

 しかし、やっぱり演じることが好きなんだろうな、おれは。逆風は依然として吹き続けている。だから何だというのだ。おれは今という時間を、年齢をベストに生き続けるよ。

 そんな感じで、どうしよう。仮に出演が決まって、本番やるとなったら、ここに詳細を書くべきなのだろうか。まぁ、書くだけ書いて逃亡するのも悪くないか。

 そんな感じで、一年半ぶりに役者をやることになりそう、という報告でした。

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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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