【陽炎の先の蜻蛉】

文字数 1,116文字

 何と、もう七月である。

 早すぎる、正直いって早すぎる。そう、もう2021年の上半期が終わってしまったワケだ。

 この半年、緊急事態だったり、蔓延防止だったりで何かと制限が多かったせいか、何をしていたのか覚えていないという人も多いのではないかと思う。

 かくいうおれもそのひとりだ。

 まぁ、居合に沖縄空手に、五月からは芝居の稽古、芝居を観に遠征したりもしているので、それなりに動きはあったはずなのだけど、同じ流れの生活をしているせいか、逆に何をしていたのかわからなくなるのだ。

 真面目に稽古していなかったワケでは決してない。ただ、同じ流れを繰り返して習慣化すると、それが日常になりすぎてしまい、あまり特別な意識を持たなくなってしまうのだ。ちょっとワケがわからないかもしれないけどな。

 あと、殆ど外に出なくなったのも理由のひとつだと思う。そりゃ、各種稽古なり仕事なりで外には出るとはいえ、そこにゆとりのある動きはなく、目的だけを果たしてそれで終わりという味気なさがある。

 別に外食もして問題ないし、適当な店に立ち寄って魅力的な商品に目移りしたり、何か適当なモノを買ったりするのもいいと思うのだけど、どうにもそういう気が起きないのだ。モノを買うのもネットショッピングばっかだしな。

 にしても、どうだろう。やはりそういった動きを起こすのにどこか躊躇いも出てくるのではないだろうか。外で飲酒するという機会も減っているし、それこそ人生がミニマムに纏まりだしている気がしてならないのだ。

 まぁ、それが悪いことかといわれると、そうとはいえないんだけどさ。だけど、少しは破目を外すのも悪くはない気がしてならない。

 さて、七月ということもあって、何かと物議をかもしているオリンピックが始まるワケだけど、果たしてどう転ぶだろう。

 反対派だった面々も、いざ終わってしまえば、「やってよかった」と満面の笑みを浮かべながらいうのだろうか。それとも、スタンスを変えずにいられるのだろうか。はたまた、終了後の感染率の増加で「やっぱりやるべきではなかった」というのだろうか。

 現時点では何ともいいようがないけど、まぁ、出来ることなら悪いほうには転ばないで欲しいモンだよな。あくまで希望でしかないんだけどさ。

 ちなみにおれはーー特に何も考えてない。どちらかのスタンスを取るってことをそもそもしないし、スタンス取りをしたところでおれみたいな三下のチンピラが何かをしたところで何かが変わるワケでもないしな。

 さて、これから梅雨も明けて暑くなるだろうし、体調にはくれぐれも気をつけて、だな。

 ハードな状況ではあるけど、頑張ろうじゃないかい。んじゃ、今日はここでーー

 アスタラ。
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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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