【背後を狙う魔女の影】

文字数 1,135文字

 ギックリ背中というのがあるらしい。

 ギックリ腰なら知ってるという人は多いだろうけど、実は「ギックリ背中」というのもあるらしいのだ。何でそれを知ったかというと、

 今週頭に背中を痛めたのだ。

 ここ毎週、どこかしら負傷してるなコイツって思われても仕方ないのだけど、どういうワケか最近やたらと身体を痛めている。

 先々週と先週は首の右側、そして今週は背中の左側だ。もはや痛めた場所から考えて、身体が左右に歪んでいるんじゃねえかとしか思えないのだけど、考えてみたら、急激に背中を痛めたのもストレッチの後すぐだったりする。

 ストレッチして身体を痛めるって、もはやストレッチの意味がないじゃないかって感じなのだけど、まったく以てそうだよな。

 痛めたばかりの時点では大したことないと思っていた。確かに動くと痛みはあったとはいえ、布団に潜って一睡すればそれも良くなると思ったのだ。が、希望はすぐに打ち砕かれた。

 朝目覚めて身体を起こそうとすると、まぁ、身体が痛むじゃないの。それこそ起き上がるのが苦痛なくらいに。

 寝返りも打てないし、まるでギックリ腰になった時のような不自由さと痛みがおれの身体を支配していたワケだ。

 そんなこともあって、ウィークデーの初っぱなから身体も動かず、邪魔な置物と化した五条氏なのだけど、そんな中、知り合いに、

「ギックリ腰なんじゃない?」

 といわれたのだ。とはいえ、痛いのは腰ではなく、背中と脇腹だと伝えると、

「聴いたことあるけど、ギックリって背中にもあるらしいよ」

 といわれたのだ。まさか、そんな背中にギックリだなんて、と正直思ったのだけど、調べてみてビックリーー

 本当にあったのだ。

 その「ギックリ背中」と呼ばれる症状には、「片方に身体を捻ると痛い」、「背中から脇腹に掛けての鈍い痛み」、「寝返りが打てない」ということがあるのだそうだ。

 まさに今週のおれそのものだったよな。

 更に調べてみると、何でも「ギックリ首」というのもあるらしい。何か、何でもギックリするんだろうな。

 しかし、そう考えると先週の首の急激な痛みもギックリ首というヤツだったんじゃないかと思えてならないのだ。だって、あれも寝返りと起き上がるのが苦痛だったもんな。

 最近負傷することが多くなっている。運動していてもそうなのだから、運動していなければ尚更かもしれない。

 特に自粛が呼び掛けられている昨今では、家にいる時間も自然と多くなっているはずだ。そうなると余計に動く機会も減り、身体も強ばって故障しやすくなるだろう。

 くれぐれも身体にはお気をつけを。

 にしても、人間、知らないことは多いモノだ。まだまだ、人生に飽きることもなさそうだ。楽しくて堪らんねーー背中痛いの以外は。

 アスタラビスタ。





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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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