【免許更新が待ち遠し】

文字数 832文字

 昇級試験が近いとのことだ。

 何の話?って感じかもしれんけど、早い話が沖縄空手の昇級試験を近々行うと先生からいわれているということだ。

 しかし、こういった昇級、昇段といったグレードアップのイベントとなると、モチベーションが上がる人もいれば、ビビって縮こまってしまうヤツもいる。

 ちなみに、おれは前者で、試験が近づくとそれなりに心地よい緊張感とともにモチベーションが上昇していくワケなのだけど、これが昔は全然そんなことがなかったワケだ。

 昔って、そんな昇級や昇段みたいなことをやってたの?って話だろうけど、多分そんなでもない。経験としては小学生の時やっていた水泳の昇級テストぐらいなのだけど、今考えると、そういう試験の前は本当に苦手だった。

 何がイヤかといえば、ちゃんと出来るだろうか、合格出来るだろうか、落ちたらどうしよう、などといった不安が募ることだ。

 これは今もイヤではあるけど、昔に比べたらまだマシになっている。

 多分、そういったイベントに対する耐性がついたというか、本番に強くなったというか、下手しないようにちゃんと対策を練って実行する能力がついたからだと思うのだけど、昔はそのどれもが本当にダメだった。

 何なんだろうな、あの腹というか胸元が、炭酸の水泡が弾けて込み上げて来るような不快感に蝕まれて行くような感じ。改めて考えると、あの不快感がかつてのおれから本番に対する耐性を奪い去っていたんだと思う。

 でも、これって成長と経験でどうにかなるモンなのだろうかね。

 個人の経験としては、なるといいたいところだけど、慣れない人はとことん慣れないからな。強い、弱い。うーん、わからん。

 取り敢えず、今は昇級試験が楽しみで仕方ない。というか、さっさと昇級したい。

 そう考えると、やっぱ人は変わるモンなんかねぇ。苦手なモノを克服するっていうのはそういうことなのかもしれない。

 あ、でも未だに電車は嫌いなんだよな。何なんだろ、やっぱ慣れってないんじゃない?

 アスタラ。
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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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