【おれの名前は多動症】

文字数 1,089文字

 森ちゃんの芝居を観に遠征してきたのだ。

 何、二ヶ月も前の話してんだよって感じになりそうだけど、これは残念ながら昨日の話だーー別に残念ではないか。

 そもそも、そんな短期間で芝居って打てるモノなのかっていわれると、それは微妙だ。

 だが、そもそもの話、森ちゃんが本来旗揚げ公演をするつもりだったのが、昨年のこの時期だったことを考えると、メンツを揃える以上に大変な台本執筆という作業も、緊張事態中に本を書き貯めてさえいれば、特に問題はないワケだ。それからメンツ集めも、顔の広い森ちゃんならこれといった重石にもならないだろうし、短いスパンでの公演というのも全然頷ける。

 前回の公演の話は、また『遠征芝居篇』の続きとして話すとして、今回はまた変則的なメンツで会場まで行くこととなったワケで。というのもおれ以外のメンツはーー

 よっしーとよっしーの両親という顔ぶれ。

 何でそんなことになったという話ではあるのだけど、これにはワケがある。

 というのも、森ちゃんの芝居を観に行くのに、よっしーが両親に車を借りたいと提案したところ、よっしーの両親が、観光がてら自分たちも一緒に行きたいということとなったのだ。

 ちなみに、森ちゃんの芝居を観るのはおれとよっしーのふたり。よっしーの両親は、芝居の間に観光するということだったのだ。また不思議な縁である。

 こんな話をすると、おれとよっしーがそういう関係なのかって話になりそうだけど、そうではない。じゃあ、何でそんな感じになっているかといえば、よっしーの両親が、おれが二度に渡ってよっしーの相手役を務めたことで、おれの存在を認知していたからだったりする。

 にしても、おれというヤツは不思議と友人のご両親と関わりを持つ傾向にある気がする。

 正直、こんな感じの縁が多いというのは、自分でも不思議だ。そもそも友人の両親と関わりを持つことってそうそうないだろうからな。

 縁がある理由はわからんけど、ただ、居合や沖縄空手、ブラストで自分より十歳以上年上の人と関わりを持つことが多くなったこともあって、年上との関わりに結構慣れたのはある気はする。気のせいかも知れんけどな。

 まぁ、そんな感じの縁が不思議とあるというのも面白い話で、まだまだ人生面白いことばかりだなと思ってしまうのだ。

 さて、そんなワケで、この二回公演のことも『遠征芝居篇』の続きとして話してみようかと思う。何か、どんどん長くなってるよな。

 それはさておき、少しは自粛しろよといわれたら、おれはグゥの音も出ないよな。

 まぁ、マナーを守って、安全に楽しみましょうってことだな。そういうワケでーー

 アスタラ。
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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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