【しゃべりまくる男】

文字数 821文字

 さて、ラジオの話をしていこうと思う。

 先週の日曜日のことだ。朝、少し遅めにおれは家を出たのだ。緊張はしてなかった。舞台の本番の時とは比べ物にならないほどに余裕があったと思う。

 電車を乗り継いでスタジオの最寄り駅まで着くと、そこで相方となる女性と合流してスタジオまで行ったワケだ。

 相方の女性はメチャクチャに緊張していた。ラジオ出演が初で、しかも生番組となると、やはり緊張もするだろう。

 ちなみに、おれは過去に何度か生のラジオには出ていたこともあってだろう、余裕はあったのだと思うーー思いたい。

 で、いざ、スタジオ。中は案外小ぢんまりとしていて、ブースの数はふたつ。出演前にパーソナリティの人ーー実は『ブラスト』の元メンバーーーと打ち合わせをするのだけど、相方は完全にガチガチになってて喋れず何か面白かった。

 やはり、緊張するのだろう、荷物はブースに持ち込むようにとの話も、聞いた三分後には右から左だった。そりゃ緊張するよな。

 さて、本番が始まり、おれと相方は番組開始十五分程度から、三十分ほど出演したワケだ。で、どうだったかというと、

 メチャクチャに喋ってしまった。

 これがちゃんと話せたならいいのだけど、もはや放送事故なんじゃないかというようなことまで喋ってしまい、挙げ句は「マイクに近づき過ぎよ」という、放送中のガチ注意もあって、まぁ慣れてないねというのが諸に出てしまったワケだ。

 オマケに出演中に地震来るしなーー需要ねぇんだから、お前は揺れてねぇで黙ってろ。

 まぁ、そんな感じで色々とボロボロな状況ではあったけど、何とか放送も終了しまして、相方とラーメン食って帰って来たワケだ。

「メチャクチャ噛んでましたね」

 緊張でガチガチだった相方にそんな感じで笑われてしまいましたよ。うん、滑舌も悪いし噛むって、おれ本当に本番に弱いらしいわ。あと早口なのがダメなんだろうな。

 反省することばっかですわ。はい、頑張らんとね、色々と……。

 アスタラ。
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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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