【入学式は大忙し】

　こんなタイトルだけど、今日はおれの過去話じゃないんだ。

　というのも、火曜日から投稿を始める『川澄三中生活安全課』のことについて少し触れておこうと思い、この場を使っているワケだ。この駄文集もこういう時便利よね。

　まぁ、『ミス・ラストスタンド』が終わって約一週間、何だかんだ時が経つのは早くて、気づけば『川澄三中』を投稿するタイミングになったので、それに先駆けてプロモーション的なことを書いていかんと思ってな。

　何度か書いているのだけど、あらすじーー

『川澄第三中学校に入学した林崎シンゴは、担任の長谷川八重により、クラスメイトの中山ハルナとともに生活安全委員に任命された。が、生活安全委員には表には出ない裏の仕事があった。それは、秘密裏に学内のトラブルを処理するという過酷なモノだった』

　とこんな感じかな。ここからは、主要人物について少し説明しておきますか。

・林崎シンゴ
川澄三中に入学した一年三組の生徒。趣味は読書に映画観賞に音楽鑑賞。群れることはないが、孤立しているワケでもない。成績も比較的いいが、飛び抜けていいワケではなく、運動も平凡よりは少しできるくらい。ナイーブではあるが、正義感はそれなりで、ある程度物事をフラットに見る能力が備わっている。

・中山ハルナ
シンゴと共に生活安全委員となった一年三組の女子。優等生で容姿端麗なため人気はあるが、どこか人に流されやすく、本人もそんな自分に自信を持てないでいる。日本舞踊をやっており、頭もいい。確固たる自分を持っているシンゴにどこか尊敬の念を持っている節がある。

・田宮マサヤ
シンゴの小学校時代からの友人でクラスメイト。身長は低めで成績は悪いが、優れたコミュニケーション能力のお陰で、大抵の人間とは仲良くなれる上に、学内のウワサや情勢といった情報にも強く、シンゴにとって心強い味方となる。放送委員。

・片山トモエ
シンゴの小学校からの同級生で、クラスメイト。運動はダメだが聡明な読書好き。引っ込み思案で人と関わるのが苦手だが、友達思いで優しいこころの持ち主。図書委員。

・野崎メイ
シンゴのクラスメイトのギャル。ハルナの小学校時代の同級生だが、特に仲がいいワケではない。クラスのカーストの上位に君臨しているが、評判はよくない。シンゴのとなりの席で、シンゴのことを意識しているような言動が目立つ。一応、女子の学級委員。

・和田ノリヒコ
シンゴのクラスメイト。辻たちにいじめられている少年。田宮よりも背が低く、どこか暗い雰囲気を出している。人とのコミュニケーションも苦手だが、ゲームやパソコンといった機械に関しては強く、成績も基本はよくないが、数学と理科の成績はよい。

・辻ヒビキ
シンゴのクラスメイトのヤンキー。和田のことを小学生の頃からイジメている。成績はよくないが、ふたつ上の兄が優等生で、母親がPTA会長という家庭から伺えるように厳格な家庭の生まれで、小学校中学年までは優秀だったこともあって地頭はよい。伝統空手をやっていた。

・山路、海野
シンゴのクラスメイトで、辻といつもつるんでいるヤンキー。海野は低身長デブでごま塩頭。山路は高身長のガリで、茶髪のロン毛。地頭のよい辻と違ってふたりとも頭は悪い。

・関口アキヒデ
シンゴのクラスメイトで男子の学級委員。成績優秀でスポーツ万能、芸術のセンスもあり、容姿も端麗という完璧超人のような生徒だが、どこか掴み所のないような不気味さがある。

・林崎ヨーコ、林崎シンスケ
シンゴの両親。ヨーコは専業主婦で、シンスケは川澄署の生活安全課所属の警部補。シンゴの担任、八重とシンスケには面識がある模様。

・長谷川八重
シンゴの担任教師で生活安全委員の副担当。東京都五村市出身。年齢は三二歳で、生年月日は1987年10月17日。身長は一六六センチ。未婚の独り身。ネコのような容姿に口許のホクロが特徴的。どこか馴れ馴れしい話し方が目立つ。両親は既に他界しており、五村市に探偵をやっている双子の妹がいる。どういうワケか、シンゴのことがお気に入りのようで、シンゴの父シンスケとは顔見知りの模様。

　とまぁ、こんな感じ。ちなみに、八重だけ年齢も含めて情報を細かく設定しているのだけど、時代としては『ミス・ラス』の事件が起きた年と同じで、基本的な出自に関しては双子の妹の『武井愛』と一緒なんで、その分詳しく書いただけだったり。

　まぁ、そんな感じで、『川澄三中』は火曜の朝八時より、三日に一度のペースで投稿していくわ。んじゃ、

　アスタラビスタ。