【静かなる明日】

文字数 1,031文字

 流石にくたびれはするもんだ。

 とはいえ、数週前と比べると圧倒的に肉体的にも精神的にも余裕はある。そう考えると、ほんと休息というのは大事だと思わされる。

 土曜日のことである。

 この日は運も悪く、居合、芝居、沖縄空手の稽古が全部被るというような、まぁ、ハードな一日となったワケだ。

 まぁ、そうなるとここ最近の体調不良もあって、こんなスケジュールをこなせるモンなのかと不安にもなる。これがシーズン外れで、自律神経もマシならば、心配することなど何もないのだけど、やはり、何かとダメになっていたことを考えると不安になるのも仕方ない。

 ただ、いざこなしてみてわかったのは、やはりちゃんと休息を取って身体を休ませていれば、ハードな一日でも乗り切れてしまうということだ。

 まぁ、流石に運動と長距離の移動が重なったせいか、最終的に頭痛になりはしたとはいえ、頭痛持ちの自分に取っては、余り気にする程のことでもないのかもしれない。

 そもそも、ハードな一日では頭痛になるのが、おれの常みたいなモンだ。それもあって頭痛は仕方ないとしても、やはり吐き気に襲われるというのは、出来ることなら避けたい。

 おれは体調不良になると、まず最初に吐き気に襲われがちだ。頭痛も当然あるのだけど、こっちは頻度が多過ぎて流石にどうでもよくなってきてはいるーーそれじゃダメなんだけども。

 でも、やはり吐き気に襲われるというのは自分としては何としても避けたいのだ。歌も芝居も、そのパフォーマンスが制限され、しかも日常生活においても、かなりの制約を受けるからな。それに、マインドも落ちがちになっていいことなんか何もない。

 それに、吐き気がすると、パニックにウンザリしていた頃のことが甦って来るようで、本当にイヤな気分になるのだ。

 もし仮に、自分の肉体の機能をひとつ消すことが出来るなら、多分吐き気を消すだろうね。まぁ、防衛本能として吐き気というモノが備えられているとはいえ、おれの場合はそれが過剰過ぎるんで、そうなったらもはや防衛本能でも何でもなく、ただの障害でしかない。

 でも、ここ最近は自律神経も回復してか、吐き気に襲われることはなくなって来た。たまに変な感じはあるとはいえ、な。

 やはり、何もないのが一番だよな。

 アンタらも休息だけはしっかり取るんだぜ。無理したところでパフォーマンスは落ちるし、肉体は悲鳴を上げるだけなんだから。

 まぁ、これからが夏本番か。仕方ねぇ。頑張って行こうじゃないか。

 アスタラ。
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登場人物紹介

どうも!    五条です!


といっても、作中の登場人物とかではなくて、作者なんですが。


ここでは適当に思ったことや経験したことをダラダラと書いていこうかな、と。


ま、そんな感じですわ。

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