フアン1世とマルティン1世
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マルティン1世は1356年に生まれたのでフアン1世よりも6歳年下になります。1373年に結婚したマリア・デ・ルナとの間に1374年に同じ名前の息子マルティンが生まれているので区別するために父を老マルティン、子を若マルティンと呼んでいます、
1390年に若マルティンはシチリア女王マリアと結婚します。1392年に老マルティン、マリアとともに軍勢を引き連れてシチリアへ侵攻し、反抗する諸侯を破りました。この時老マルティンは36歳、若マルティンは18歳です。
1396年、老マルティンがアラゴン王位を継いでマルティン1世となります。この時40歳です。若マルティンはマリアと結婚した1390年からシチリア王マルティーノ1世となり、マリアが1402年に亡くなるまで共同統治をします。
でもマルティン1世の息子マルティーノ1世は1409年に跡継ぎとなる子がいないまま亡くなりました。35歳でした。その時マルティン1世はシチリア王マルティーノ2世として息子の王位を継ぎます。53歳でした。そして1410年にはマルティン1世自身も亡くなり、アラゴンは王位を継ぐ者がいなくなります。