サラゴサ旧市街とゴヤ美術館
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はい、スペインのハプスブルク家ではカルロス2世に後継者がいなくて、ちょうど1700年、カルロス2世の死でハプスブルク朝スペインは終わり、フェリペ5世のブルボン朝が始まります。カルロス3世はフェリペ5世の子になります。
スペインのハプスブルク家はオーストリアのハプスブルク家と血族結婚を繰り返してどんどん血が濃くなり、最後のカルロス2世は体も精神もかなり問題があったようです。それでも30代後半まで生き延びましたが、後継者ができる体ではなく、その死でハプスブルク朝スペインは終わります。
ゴヤ美術館には絵だけでなくたくさんの版画も展示されていました。スペインで何百年も続いた異端審問の様子と、フランス革命後のナポレオンの侵攻、2つの時代を生きたゴヤはその残酷さを伝えるたくさんの版画を残していました。