モンソン城の中

文字数 586文字

今日はハイメ1世が育てられたモンソン城について紹介します。写真は全部2018年の10月にスペインに旅行に行った時のものです。作品のページには下の写真から入ってください。
これは外側から見た写真です。モンソン城は最初はイスラム教徒の城でその後テンプル騎士団の拠点の1つとして使われるようになりました。戦いのためのお城なので、とてもシンプルで装飾はありません。
おおー、懐かしい!
こういう城を見るとワクワクしてくる。
余はモンソンに行った時は目が見えてなかったが、こういう城だったのか。
僕たちが行った時は昼間なのに誰もいなくて、建物の中には入れませんでした。
フェリペ、君は修道院長や私に内緒でモンソンまで行っていたのか。けしからぬ!
あ、いえ、これには深いワケがあるのです。
建物の中はこうなっています。
中は意外と明るいのですね。
はい、窓が大きくて外の光がよく入るようになっています。もちろん机や椅子は現代の物です。
その時に中に入っても我々亡霊には新しい時代の物は見えなかったであろう。
旗も飾ってありました。
こういう人形も飾ってありました。
こういうのを見るとワクワクします。
私が行った時は人形が飾ってあるだけですが、ホームページを見るとお祭りの時には街の人が中世の衣装を着てモンソン城に集まるみたいです。
日本ではほとんど紹介されていませんが、モンソン城は歴史を感じさせてくれる場所です。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色