ルクセンブルク伯ハインンリヒ5世

文字数 1,475文字

リンブルク=ルクセンブルク家の始祖となったハインリヒ5世について話題にします。作品集は下の画像から入ってください。
これはクレールフォンテーヌの教会の窓にあるハインリヒ5世像です。
ハインリヒ5世(1216年ー1281年)はドイツ=フランス系のルクセンブルク伯(在位1247年ー1281年)、ラ・ロシュ伯、アルロン伯。1256年から1264年まではナミュール伯を名乗っていた。金髪伯と呼ばれた。
リンブルク=ルクセンブルク家の始祖ということは余の祖先でもあるわけか。
ハインリヒ5世はリンブルフ公ヴァルラム3世とルクセンブルク女伯エルメジンデの間に生まれた。母親よりルクセンブルク伯位を継承し、リンブルク=ルクセンブルク家の始祖となった。1240年スカルポン家バル伯アンリ2世の娘マルグリット(1220年ー1275年)と結婚した。
バル伯アンリ2世は私の妻ヨランド・ド・バルの祖先です。
ハインリヒはマルグリットの持参金としてリニーを受けたが、あくまでバル伯の封土としてであった。にもかかわらず、1256年に、ハインリヒはシャンパーニュ伯ティボー5世に臣下の礼を取った。義兄弟のバル伯ティボー2世はこれを、ロレーヌ公フェリー3世とメッツ司教との間の紛争の好機ととらえた。ハインリヒはロレーヌ公と同盟し、ティボー5世はメッツ司教と協調した。1266年9月14日、ハインリヒはプレニーの戦いで捕虜となった。1268年9月8日、フランス王ルイ9世の仲裁により、ハインリヒはバル伯の宗主のもとにリニー領主となった。
ジャンヌ・ダルクを最初に捕らえたのはリニー伯ジャン2世でした。リニー伯とボヘミア王家の共通の祖先であるハインリヒ5世は苦労してリニーの領主になっているのですね。
1253年、フランドル継承戦争におけるウェストカペッレの戦いで勝利をおさめた。
1256年、ラテン皇帝でナミュール侯であったボードゥアン2世がコンスタンティノープルにいる間に、ハインリヒはナミュールを征服した。
ラテン帝国というのはロマニア帝国とも呼ばれ、第4回十字軍がコンスタンティノポリスを攻めて東ローマ帝国を滅亡させた後に立てられたカトリック国家です。1204年に建国され、1261年に東ローマ帝国の亡命政権のひとつであるニカイア帝国に滅ぼされています。ボードゥアン2世はラテン帝国の最後の皇帝です。
その後、フランドル伯ギー・ド・ダンピエールにナミュール侯の権利を譲ったが、ハインリヒが再びナミュールを征服すると、ギーとハインリヒは対立した。最終的に、ハインリヒの娘イザベラとギーが結婚することで、争いを集結した。
1262年、ハインリヒはビットブルクに都市法を与えた。
1270年、ハインリヒはフランス王ルイ9世に従い、第8回十字軍に参加し、チュニスへ向かった。
ハインリヒ5世は1281年にマインツで亡くなっているので、十字軍からは無事帰ってきたようです。
バル伯アンリ2世の娘マルグリットとの間に以下の子女がいる。

・ハインリヒ6世(1240年頃ー1288年)ルクセンブルク伯

・マルガレーテ、ギステル伯ジャン3世と結婚

・イザベラ(1247年ー1298年)1264年にフランドル伯ギー・ド・ダンピエールと結婚

・フィリッパ(1252年ー1311年)1270年にエノー伯ジャン2世と結婚

・バルドゥイン(?ー1288年)

・ヨハンナ(?ー1310年)クレールフォンテーヌ女子修道院長

・ワレラン1世(?ー1288年)リニー領主、ルクセンブルク=リニー家の祖

ワレラン1世がルクセンブルク=リニー家の祖となります。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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