教皇インノケンティウス3世
文字数 1,467文字
1202年には、イスラム勢力の中心だったアイユーブ朝でアル・アーディルが即位して反撃の兆しが見えたため、第4回十字軍を提唱します。結局この十字軍は1204年にコンスタンティノープルを攻撃して東ローマ帝国を滅ぼし、ラテン帝国を建国してしまいます。
このアルビジョア十字軍で、余は南フランスの争いに巻き込まれ、カタリ派(アルビ派)に味方をしたということで教皇から破門され、その状態のまま戦死してしまった。何度も言っているが余は別にカタリ派の教義に共感したわけではない、義理の弟を助けようとしただけだ。
そしてその争いにハインリヒ7世も巻き込まれてしまった。ペドロ2世もアルビジョア十字軍があったからこそ戦争に巻き込まれ破門されたまま戦死している。インノケンティウス3世は教皇は太陽だと発言しているけど、その太陽に照らされている間に、地上では悲惨な戦争や略奪、異端への弾圧が続き、多くの家族が引き裂かれている。強過ぎる太陽というのは・・・