ヘンリー1世(2)

文字数 698文字

ヘンリー1世についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
だが、手に入れたノルマンディーは危険な状況になっていた。ノルマンディー公国の宿敵であるアンジュー伯兼メーヌ伯フルク5世がフランス王ルイ6世と同盟し敵対したからであり、ヘンリー1世の甥でロベール2世の息子ギヨームクリトンがノルマンディーで公位を要求して彼等と手を組み、ギヨームを支持してヘンリー1世に反抗するシュルーズベリー伯爵ロバート・オブ・ベレームらノルマン貴族たちや、フルク5世の親戚のアモーリー・ド・モンフォールも連携したことでヘンリー1世は窮地に立った。
私はルイ6世やギヨーム・クリトンを応援したいです。
僕もヘンリー1世は兄ウィリアム2世暗殺の疑いがあるし、兄ロベール2世を捕らえて目を刳り貫いて幽閉したというのがあまりにも残酷なので好きにはなれません。
1112年に反撃に出てシュルーズベリー伯を逮捕してからは好転、軍事的に優位に立つとフルク5世と和睦、翌1113年にメーヌにおいてフルク5世の臣従を認め、フルク5世の長女マティルドと息子ウィリアム・アデリンの婚約(1119年結婚)も交わし、ルイ6世とも和睦してノルマンディーは一時平和になった。しかしモンフォールが再度ヘンリー1世に反乱を起こすと、ルイ6世とフルク5世は敵に戻り、フランドル伯ボードゥアン7世も介入してノルマンディーへ侵攻して苦戦は続き、1118年にはアランソンでフルク5世に敗北している。
ヘンリー1世は好きではないけど、フルク5世を味方にしようとして政略結婚を行い、やり方はうまいと思います。
フルク5世は後のイングランドの歴史にも大きく関わってきます。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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