フェルナンドカトリック王(1)

文字数 1,689文字

スペインの歴史を大きく変えたフェルナンドカトリック王について、スペイン語も入れながら紹介していきます。作品集には下の肖像画から入ってください。
Hijo de JuanⅡel Grande y de su segunda esposa Juana Enríquez, nació por deseo de su madre en territorio aragonés, ya que ella se encontraba en Navarra el 26 de ocutubre de 1452 (en las disputas de sucesión entre su hijastro Carlos y su esposo JuanⅡ) y se desplazó hasta el caserón de la familia Sada, en la villa de Sos, junto a la frontera.
フアン2世大王と彼の2番目の王妃のフアナ・エンリケスとの間の子で、母はアラゴンの領土内で産むことを希望したが、彼女は1452年の10月26日にナバラにいて(彼女の義理の息子カルロスと夫フアン2世の間に王位継承をめぐる争いがあった)国境近くのソス村のサダ家の大きな家に移動してそこで生まれた。
Con solo seis años de edad recibió de su padre JuanⅡel título de duque de Montblanc y conde de Ribagorza con el señorío de la ciudad de Balaguer, el 25 de julio de 1458.
1458年7月25日、6歳の時に父フアン2世よりモントブランク公爵とリバゴルサ伯爵の爵位を受け、バラゲールの都市を統治する。
Reconocido heredero de la corona aragonesa a la muerte de su medio hermano, Carlos, principe de Viana (1461), fue coronado como rey heredero de Aragón en Calatayud, fue nombrado lugarteniente general de Cataluña (1462) y, en 1468, rey de Sicilia.
彼の義理の兄カルロスの死によりアラゴン王位継承者となり、皇太子としてヴィアナで戴冠し(1461年)カラタユドでアラゴンの後継者として戴冠、またカタルーニャの統治の代理人(1462年)になり、1468年にシチリア王となる。
Durante la guerra civil catalana (1462ー1472), en la que tomó parte activa, se familiarizó con la administración del estado a instancias de su padre.
カタラナの市民戦争の時(1462年から1672年)彼は積極的に活動し、父の要求で政府の行政機関とも親しくなる。
これがアラゴン王国最後の王フェルナンドカトリック王についての記録か。
日本ではフェルナンド2世はイサベル女王と結婚した後が有名ですが、スペイン語で調べると王になる前もけっこうたくさん書いてありました。
フェルナンドは兄がいたために最初は後継者ではなく爵位をもらっただけでした。でも兄カルロスが亡くなりアラゴン王国の後継者となったわけです。
兄のカルロスについて少し調べてみたのですが、ナバラ女王ブランカ1世の長男であったため、ナバラ王位継承者でもあったが、父フアン1世はカルロスにはナバラ王位を譲らずに父との関係は悪化、挙兵したが敗れて投獄されたりしています。
父に反抗したり投獄されたりと余に似ているところがある。
フェルナンド2世やその父のフアン1世はかなり複雑な家族関係があったようです。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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