タンクレード・ド・オートヴィル(1)
文字数 954文字
1042年、サレルノ公グアイマーリオ4世は、ノルマン人たちによって「プッリャ・カラブリア公爵」に推載された。グアイマーリオはその見返りとして、アルタヴィッラ家の家長であった鉄腕グリエルモをメルフィの伯爵に任命した(後のプッリャ伯領)
1043年、神聖ローマ皇帝ハインリヒ3世はグアイマーリオ4世から公爵位を剥奪した。ハインリヒ3世はグリエルモの弟であるドロゴーネにイタリア公及びアプーリアとカラブリアのノルマン人伯の称号を与え帝国の直接の封臣とした。
・ドロゴン/ドロゴーネ、プッリャ伯(在位1046年ー1051年)
・オンフロワ/ウンフレード、プッリャ伯(在位1051年ー1057年)
・ゴドフロワ/ゴッフレード、ロリテッロ伯
・セルロン/セルローネ、ノルマンディーに残留、息子セルローネ2世(1072年没)は叔父ルッジェーロのもとで戦う。