マーガレット・テューダー

文字数 1,011文字

ヘンリー7世の娘でスコットランド王ジェームズ4世の王妃となったマーガレット・テューダーについて話題にします。作品集は下の画像から入って下さい。
マーガレット・テューダー(1489年ー1541年)はスコットランド王ジェームズ4世の王妃。イングランド王ヘンリー7世と王妃エリザベス・オブ・ヨークの長女でヘンリー8世の姉。
ヘンリー8世に比べてマーガレット・テューダーの名前はほとんど知られていませんが、彼女の存在がイングランドとスコットランドの歴史を大きく変えることになります。
マーガレット・テューダーはスコットランド王ジェームズ6世/イングランド王ジェームズ1世にとって母方、父方双方で曾祖母に当たる。
いろいろな偶然が重なってジェームズ6世はイングランドの王も兼ねるようになったみたいです。
1503年8月8日、マーガレットはホリールード寺院においてスコットランド王ジェームズ4世と結婚した。4男2女を産んだが、三男のジェームズ5世以外はいずれも早世した。
生まれた子供が早世することも多かったのです。
ジェームズ4世が死去した翌年の1514年8月6日、第6代アンガス伯アーチボルド・ダグラスと再婚し、翌1515年にはダーンリー卿ヘンリー・ステュアートの母マーガレット・ダグラスを産んだが、後に離婚した。
ダーンリー卿ヘンリー・ステュアートはスコットランド女王メアリー・ステュアートと結婚して2人の間に生まれたのがジェームズ6世です。
1528年3月3日、メスヴェン卿ヘンリー・ステュアート(スコットランド王ロバート3世の弟オールバニ公ロバート・ステュアートの6代後の子孫)と3度目の結婚をした。
オールバニ公ロバート・ステュアートの子孫とはまた随分因縁のある相手と結婚していますね。
マーガレットの死後、ヘンリー8世の子らが王位に即くも、ことごとく子孫を成さずに崩御した。その結果、マーガレットの血筋を通じてジェームズ6世/1世が両国王を兼ねる同君連合体制(王冠連合)が始まった。ステュアート朝末期の両国の合同、ジェームズ6世/1世の血を引くハノーヴァー家の王位継承を経て、今日のイギリス王室(ウィンザー朝)もマーガレットの血を引いている。
私はフランスが好きでイングランドは嫌いなので、この結果は納得できないです。
次回からマーガレット・テューダーの娘でダーンリー卿ヘンリー・ステュアートの母となるマーガレット・ダグラスについて調べてみます。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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