ジョン・ノックス(1)
文字数 934文字
ノックスはジョージ・ウィシャートなどの初期改革者の影響を受けて、スコットランド教会の改革に着手した。
彼は、1546年の教会と政治に関わる事件に巻き込まれる。キャンドル・ビートンの殺人事件とスコットランド摂政の介入である。翌年フランス軍に捕らえられ、19ヶ月間フランスの軍艦で奴隷として働かされるが、1549年に捕虜交換で釈放され、イングランドに追放された。
スコットランドでは1542年にジェームズ5世が死去して、王の遺言でステュアート家の一族である第2代アラン伯ジェームズ・ハミルトンが摂政になりますが、1545年にはアラン伯の政治手腕が疑問視され始め、1554年にアラン伯は解任され、メアリー・オブ・ギーズが摂政となります。