ジョン・ノックス(1)

文字数 934文字

スコットランドの宗教改革の指導者、ジョン・ノックスについてです。作品集は下の画像から入って下さい。
ジョン・ノックスは、スコットランドの牧師、スコットランド宗教改革の指導者、長老派教会の創立者である。スコットランドのセント・アンドルーズ大学で教育を受ける。
私はスコットランドの宗教改革についてはほとんど知らなかったので、メアリー・オブ・ギーズが統治していた時のスコットランドで宗教改革が極端な形で進められていたことにショックを受けました。
ノックスはジョージ・ウィシャートなどの初期改革者の影響を受けて、スコットランド教会の改革に着手した。

彼は、1546年の教会と政治に関わる事件に巻き込まれる。キャンドル・ビートンの殺人事件とスコットランド摂政の介入である。翌年フランス軍に捕らえられ、19ヶ月間フランスの軍艦で奴隷として働かされるが、1549年に捕虜交換で釈放され、イングランドに追放された。

スコットランドでは1542年にジェームズ5世が死去して、王の遺言でステュアート家の一族である第2代アラン伯ジェームズ・ハミルトンが摂政になりますが、1545年にはアラン伯の政治手腕が疑問視され始め、1554年にアラン伯は解任され、メアリー・オブ・ギーズが摂政となります。
ジョン・ノックスも政治に関わる事件に巻き込まれて苦労しているのですね。
ノックスはそこで、イングランド国教会の牧師として、エドワード6世に仕えて、王室付属牧師となる。ここでイングランド国教会祈祷書の作成に影響を与えた。また彼はイングランドで最初の妻と出会い、結婚した。
エドワード6世のイングランド王としての在位は1547年から1553年です。9歳で即位し、15歳で亡くなっています。
だが、メアリー・チューダーが王位に就いてローマ・カトリックを再建したため、ノックスは大陸に亡命することになった。
メアリー・チューダーの在位は1553年から1558年までです。イングランド国教会に連なるプロテスタントに対する過酷な迫害からブラッディ・メアリー(血まみれのメアリー)と呼ばれています。
ジョン・ノックスはイングランドの激動の時代を知っていたのですね。こうした経験が彼の思想や行動にも大きな影響を与えていると思います。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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