ハンニバルの名前と蝿の王
文字数 1,008文字
『フェニキア文字とヘブライ文字』の中でハンニバルの名前がバアルという神と関係があるということを話題にしたのですが、バアルについてはニコラさんも言いたいことがたくさんあるそうなので、ここで話してもらうことにしました。作品集のページには下の画像から入ってください。
バアルの預言者たちとエリヤはカルメル山に祭壇を築いて、それぞれの神に祈ったところ、バアルからは何の答えもなく、エリヤの神(ヤハウェ)のみが天から火を降らせるという奇跡をなした。直後にエリヤはバアルの預言者を捕らえるように指示を出し、バアルの預言者たちは捕らえられて処刑された。
カルメル山はカルメル会の起源となった場所でもある。12世紀にB修道士がカルメル山中に修道院を築いて暮らした。修道士が集まって生活し、会則が出来、1226年には教皇ホノリウス3世に認可されたことで正式な修道会となった。私は13世紀に生まれてカルメル会に所属し、最初はカルメル山、その後シチリア、カタルーニャへと移動した。