テンプル騎士団の城と剣

文字数 726文字

今日は新しく2000字コメディ小説に『テンプル騎士団の城と剣』を投稿しました。小説のページには下の写真から入ってください。
この小説は表紙に使ったお土産の写真から思いつきました。
お土産とはなんぞや?
観光地に行った時に買う記念品です。写真はモンソン城で買った物です。
モンソン城の模型と剣の大きさが違い過ぎる気がするが・・・
お土産品だからあれでいいのです。
テンプル騎士団の剣はかっこいいですよね。小説の中で僕は邪魔が入ってボロ負けしましたが、実際に手に取ったらワクワクすると思います。
剣の形や装飾にはそれぞれ意味がある。剣は戦士にとって命の次に大事な物、戦士の魂でもある。
それに剣は王権の象徴でもあります。抜けない剣を少年が抜いて王になったという伝説がいろいろな国にあります。
意外にと言ったら失礼ですが、フアン1世は意外に強いですよね。
王家の者は子供の頃徹底的に鍛えられていますから。15歳の頃、私はまだ立派な王になるのだと夢も希望も持っていました。
それに指導もうまい。ラミロ2世なんて本当に言っちゃ悪いけど邪魔しかしません。
ラミロ2世は邪魔することでかまって欲しいのです。
まったく・・・邪魔してかまってほしいなんて子供じゃあるまいし・・・ラミロ2世はいい大人というかご老人という年齢になってますよね。
それはそうだが・・・
いくつになってもかまって欲しいという気持ち、僕はよくわかります。子供の時に修道院に入れられて、かまって欲しい時に我慢しなければいけない、だからずっと満たされない思いを抱えてしまうのです。
それにラミロ2世は剣を見て異常なほど怖がっている。
剣については言葉では言い表せないほど大きなトラウマがある。それはまた次の小説で明らかになるであろう。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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