スコットランド王ジェームズ5世(1)

文字数 856文字

スコットランド王ジェームズ5世について紹介します。作品集は下の画像から入って下さい。
ジェームズ5世(1512年ー1542年)は、スコットランド王(在位1513年ー1542年)ジェームズ4世とイングランド王ヘンリー7世の娘(ヘンリー8世の姉)マーガレット・テューダーの子。
生まれた翌年に王位に就いて、30歳ぐらいで亡くなっています。ジェームズ5世もまた幼い頃王位に就き若くして亡くなるというスコットランド王家の負の連鎖を受け継いでいるのでしょうか?
父ジェームズ4世のフロドゥンの戦いでの死により、生後1年5ヶ月でスターリング城にて即位した。幼年期には母、次いでジェームズ2世の孫(ジェームズ5世の従叔父)にあたり王位継承権第2位のオールバニ公ジョン・ステュアートが摂政を務めた。
幼い時に王になり、王位継承権を持つ親戚が摂政になる、これはもう危ないパターンではないですか。
1525年に義理の父親(母マーガレットの2度目の夫)アンガス伯アーチボルド・ダグラスが後見人となったが、実際にはジェームズ5世は軟禁状態に置かれた。1528年にこれを逃れ、親政を開始した。
ジェームズ5世はかなり危険な目に合っていますね。そうした状況から逃れて親政ができたのは運がよかったと思います。
ジェームズ5世はフランスとの古い同盟を更新し、1537年1月1日にフランス国王フランソワ1世の王女マデリン(マドレーヌ)とパリのノートルダム寺院にて結婚する。しかしマデリンは結婚後数か月後にホリールード宮殿で結核で病没した。
母のマーガレットや義理の父は信用できないから、フランスに近付こうと思ったのでしょうか?
1538年6月、フランスの大貴族である初代ギーズ公クロードの長女メアリー(マリー)とセント・アンドルーズで結婚する。2人の間には長男ジェームズ、次男アーサーが生まれるが、2人とも1歳を待たずして1541年に夭折する。
フランス人とばかり結婚していて、子供が次々と夭折している、ジェームズ5世の人生は私と似ているところがあるので同情します。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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