スコットランド王ジェームズ5世(1)
文字数 856文字
父ジェームズ4世のフロドゥンの戦いでの死により、生後1年5ヶ月でスターリング城にて即位した。幼年期には母、次いでジェームズ2世の孫(ジェームズ5世の従叔父)にあたり王位継承権第2位のオールバニ公ジョン・ステュアートが摂政を務めた。
ジェームズ5世はフランスとの古い同盟を更新し、1537年1月1日にフランス国王フランソワ1世の王女マデリン(マドレーヌ)とパリのノートルダム寺院にて結婚する。しかしマデリンは結婚後数か月後にホリールード宮殿で結核で病没した。
1538年6月、フランスの大貴族である初代ギーズ公クロードの長女メアリー(マリー)とセント・アンドルーズで結婚する。2人の間には長男ジェームズ、次男アーサーが生まれるが、2人とも1歳を待たずして1541年に夭折する。