教皇クレメンス5世(2)
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またフィリップ4世の要請を受け、テンプル騎士団を異端と宣言し、解散させた。1307年10月13日に呼び出されたテンプル騎士団長の総長ジャック・ド・モレーは逮捕され、同騎士団の多くが捕らえられた。拷問による異端審問が行われ、テンプル騎士団解散を決定した。フランス国内の騎士団の資産はフランス王フィリップ4世によって没収された。
酷い話です。教皇クレメンス5世はフランス国王フィリップ4世と一緒になって異端審問によるでっち上げを行いました。神がこのようなことを命じるわけがありません。この2人は神の名を語って最も重い罪を犯しているように思います。
なお、1314年、ジャック・ド・モレーら騎士団の最高幹部は、異端として火刑に処せられたが、ド・モレーは死の際にフィリップ4世とクレメンス5世を呪ったという。奇しくも、2人とも同年に相次いでこの世を去っている。
クレメンス5世の遺体は、安置された教会が雷による火災に遭ったために、酷く損傷したといわれている。
僕は呪いというものを信じていませんが、この2人のしたことを考えると呪われて当然だと思いました。これだけ酷いことをしても何の罰も受けなければ、後の世代の人も同じことをやってしまう、そうならないためにも人間は呪いを信じて恐れの感情を持っていた方がずっといいと思います。