ミゲル・セルベートの命日

文字数 1,363文字

今日10月27日はミゲル・セルベートの命日になります。私は2018年と2019年に10月下旬にスペインを訪れています。作品集には下の画像から入ってください。
ミゲル・セルベートの生涯や著作については『ミゲル・セルベートの故郷を巡る旅と2冊のスペイン語の伝記』と『Miguel Serveto o Miguel de Villanueva』を参考にしてください。ミゲル・セルベートの家の様子や彫像などは『スペイン旅行の写真』を見て下さい。
ここではミゲル・セルベートの家にあった壁のパネルについてもう1度紹介します。
De sangre del hígado consuta la materia del alma, mediante una maravillosa elaboración que ahora vas a escuchar.
肝臓にある血液はアルマが物質となったもので、今から聞くことになる驚くべき方法で作られている。
Por eso se dice que el alma está en la sangre, y que el alma misma es la sangure o espíritu sanguíneo.
したがって、アルマは血液の中に存在し、血液と同じ、あるいはスピリットが混ざった血液である。
No se dice que el alma esté principalmente en las paredes del corazón, ni en la masa del cerebro o del hígado, sino en la sangre, como enseña Dios mismo.
アルマは主に心臓の壁にあるのではなく、脳や肝臓にあるのでもない。アルマは血液の中に存在し、それは神が教えていることと同じである。
Por inspiración de Dios a través de la boca y los oídos hasta el corazón y el cerebro de Adán y de sus hijos, el aura celestial del espíritu, la chispita de la idea, quedó esencialmente unida con la materia de la sangre espiritualizada, y así fue generada el alma.
神のインスピレーションは口や耳を通じてアダムや彼の子孫の心臓や脳に届けられた。スピリットからなる神の息吹、イデアの火花の本質は、唯一物質としてはスピリットが混ざった血液の中に残り、そこでアルマが生み出される。
Lo mismo que Dios hace roja la sangre por medio del aire, así Cristo pone encendido al Espíritu Santo.
神は血液が大気と混ざり合って赤く染まるようにし、キリストはこれを聖なるスピリットとした。
Miguel Serveto. Christianismi Restitutio. 1553.
ミゲル・セルベート。キリスト教の復興。1553年。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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