生まれ変わりの秘密と亡霊
文字数 1,271文字
ハインリヒ7世は思い切りがいいからうらやましい。私は小心者だからいつも周りに気を使っていました。父上と対立しても大人しく引っ込み、政治は王妃とその寵臣が牛耳るに任せ、娘の教育も王妃にまかせっぱなしだった。今となっては後悔することばかりです。
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ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている
ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。
フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。
ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。
フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。
ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。
ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。