シャルル・ド・ヴァロワ(1)

文字数 764文字

フィリップ4世の弟でヴァロワ家の祖となったシャルル・ド・ヴァロワについて紹介します。作品集は下の画像から入ってください。
シャルル・ド・ヴァロワはフランス王フィリップ3世と最初の妃イザベル・ダラゴンの息子でフィリップ4世の弟。
イザベル・ダラゴンは余の息子ハイメ1世の娘である。だからフランス王フィリップ4世とルイ10世、フィリップ5世、シャルル4世、シャルル・ド・ヴァロワとその後のヴァロワ朝のフランス王には全員アラゴンの血が流れていることになる。
ヴァロワ家の祖であり、1328年に即位したフィリップ6世の父である。1284年に父フィリップ3世によりヴァロワ伯に叙せられ、また1297年に兄フィリップ4世によりアンジュー伯に叙せられた。
フランスでは王家の兄弟が聖職者になるのではなく公爵、伯爵として領土を与えられることが多いのですね。
妻カトリーヌ1世・ド・クルトネーを通してラテン帝国の皇族の親戚にあたり、滅亡したラテン帝国の名目上の皇帝とされた。
ラテン帝国(1204年ー1261年)は、第4回十字軍がコンスタンティノポリスを攻めて東ローマ帝国をひとたび滅亡させた後、コンスタンティノポリスに立てられたカトリック国家です。1261年に東ローマ帝国の亡命政権のひとつであるニカイア帝国に滅ぼされました。
軍事能力に長け、兄王の起こした戦争の司令官として輝かしい武功を建て続けた。
フィリップ4世に比べて簡単なことしか書かれていませんね。
王になっていない者の記録は簡単になってしまう。
1300年から教皇ボニファティウス8世の要請で、フィレンツェの内乱を調停するために出かけているが、かえって暴動と混乱をあおる結果となった。
シャルル・ド・ヴァロワについての生涯の記述は短いですが、彼自身の結婚と娘の結婚でいろいろなところと結びついています。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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