シュテファン・ツヴァイク(4)

文字数 641文字

シュテファン・ツヴァイクの著作についてです。作品集は下の画像から入って下さい。
主要作品

1901年『銀の弦』詩集

1907年『テルジテス』戯曲

1917年『エレミア』戯曲

1920年『三人の巨匠』評伝

1922年『アモク』短編集

1925年『デーモンとの闘争』評伝

1927年『感情の混乱』短編集


第一次世界大戦は1914年から1918年までで、反戦劇『エレミア』の初演の時にツヴァイクは中立国であったスイスのチューリッヒに渡っています。
1927年『人類の星の時間』歴史的短編集全5作

1943年『人類の星の時間』歴史的短編集全12作、上記を増補

『人類の星の時間』については後で詳しく調べてみます。
1929年『ジョゼフ・フーシェ』評伝

1932年『マリー・アントワネット』評伝

1934年『エラスムスの勝利と悲劇』評伝

1935年『メアリー・スチュアート』評伝

有名人物の評伝を次々に書いています。
1936年『権力と戦う良心』評伝。ジャン・カルヴァンの宗教独裁に反対したセバスチャン・カステリオンを扱う。
これを見て私はシュテファン・ツヴァイクに注目しました。
1939年『心の焦燥』小説

1942年『昨日の世界』回想

1942年『チェスの話』中編

没後『バルザック』評伝、未完の大作。

ツヴァイクが台本またはその原案を作ったオペラ。いずれもリヒャルト・シュトラウスの作曲。

『無口な女』1935年初演

『平和の日』1936年初演、台本はヨーゼフ・グレゴール

次回からツヴァイクの代表作『人類の星の時間』について調べてみます。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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