ティコ・ブラーエ(12)

文字数 734文字

ティコ・ブラーエについての続きです。作品集は下の画像から入ってください。
ティコはウラニボリの塔は計測器具が風雨に暴露し、また建物が動くため、天文台として十分な機能を持っていないことに気付き、2つ目の地下天文台を1581年にスターニボリに建設した。この地下室には蒸留や化学実験を行うための16器の窯を備えた錬金術研究所が付随していた。この時代では珍しいことに、ティコがウラニボリに設置した研究センターではおよそ100人の学生と職人がおり、1576年から1597年まで働いた。
何もかもがスケールが大きくて凄いです。
ウラニボリはまた、スカンディアヴィナで最初期に属する印刷所と製紙工場もあり、これによってティコは自分の透かしを入れた現地生産の紙で研究成果を出版することができた。彼は製紙工場のホイールを回すための貯水池と運河のシステムを構築した。
印刷所と製紙工場まで作ってしまうなんて本当に凄いです。
私の生きた時代は本は非常に高価で貴重な物であった。だがこの時代には自分で本を書くだけでなく、そのための紙や印刷所まで作ってしまう者がいたのか。
ニコラさんが興味持ちそうな話です。
長年にわたってティコはウラニボリで研究を続け、数多くの学生や弟子から補佐を得た。彼らの多くが天文学への道を歩んだ。その中には後にティコ体系の主たる支持者となり、ティコの代理としてデンマークの王室天文学者となるクリスチャン・ソレンセン・ロンゴモンタヌスやピーザ・フレムルーセ、イリーアス・オールスン・モースティング、そしてコート・アスラクスンがいた。ティコの観測器具製造業者ハンス・クロールもまた、この島の科学コミュニティの一員となった。
ウラニボリは研究や教育機関としての役割も果たしていたようです。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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