シュテファン・ツヴァイク(6)

文字数 866文字

シュテファン・ツヴァイクの著作『人類の星の時間』の続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
『人類の星の時間』に収録された出来事は版によって異なる。1つ以上の版で収録された出来事は下記の通り。

1. キケロ 紀元前43年12月7日、キケロが暗殺される

2. 不滅の中への逃亡 1513年9月25日、バスコ・ヌーニュス・デ・バルボアが太平洋を発見

3. ビザンチンの都を奪い取る 1453年5月29日、コンスタンティノープルが陥落

4. ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデルの復活 1741年8月21日、ヘンデルが『メサイア』を作曲

5. 一と晩だけの天才 1792年4月25日、ルージェ・ド・リールによるラ・マルセイエーズ作曲

6. ウォーターローの世界的瞬間 1815年6月18日、ド・グルーシーがナポレオンの命令に従ったことでナポレオンがワーテルローの戦いに敗北

7. マリーエンバートの悲歌 1823年9月5日、ゲーテが最後の恋を経てマリーエンバート悲歌を書く

8. エルドラード(黄金郷)の発見 1848年1月12日、ジョン・サッターの使用人が砂金を発見、カリフォルニア・ゴールドラッシュが始まる。

9. 壮烈な瞬間 1849年12月22日、フョードル・ドストエフスキーが死刑を免れる

10. 大洋をわたった最初のことば 1858年8月5日、サイラス・ウェスト・フィールドの大西洋横断電信ケーブルが完成

6~10まではすべて19世紀の出来事で、選び方にかなり偏りがあるように思いました。
11. 神への逃走 1890年10月末、トルストイが『暗闇の中で輝く光』のエピローグを書く

12. 南極探検の闘い 1912年1月16日、ロバート・スコットが南極点に到達

13. 封印列車 1917年4月9日 ウラジミール・レーニンが封印列車でチューリッヒを離れる

14. ウィルソンの失敗 1919年4月15日、ウッドロウ・ウィルソン米大統領が第一次世界大戦の戦後処理に失敗

11~14までは19世紀末から20世紀の出来事で、ツヴァイクの生きた時代と重なっています。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色