アルフォンソ4世(2)
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百年戦争の頃はイングランドやフランス、カスティーリャなどは王家の中でも凄惨な争いや殺し合いがありましたが、アラゴンでは目立った争いはなく穏やかでした。でも本当にアラゴンだけが争いに巻き込まれずに平和だったのか気になって、フアン1世の祖父アルフォンソ4世から調べてみました。アルフォンソ4世の前半生は特に目立った争いもなく平和でしたが・・・
僕も父さんが再婚して継母と暮らしていたからよくわかります。僕は5歳の時に母を亡くして父さんはすぐに再婚してしまいました。僕は継母に苛められ、7歳の時に修道院の中にある孤児院に入れられてしまいました。継母というのは本当に怖ろしく邪悪な存在です!
1329年にアラゴン王アルフォンソ4世の後妻となったレオノールはフェルナンド(1329ー1363)とフアン(1330ー1358)を儲けた。前妻テレサ・デ・エンテンサの子であるペドロ4世が即位し、レオノールは息子たちを連れてカスティーリャへ帰国した。