タンクレード・ド・オートヴィル(2)

文字数 567文字

タンクレード・ド・オートヴィルについての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
1025年にミュリエルが死ぬと、タンクレードはフレゼデンドと2度目の結婚を行い、以下の子をもうけた。

・ロベール・ギスカール/ロベルト・イル・グイスカルド、プッリャ伯、のちにプッリャ公、カラブリア公、シチリア公。

イル・グイスカルドは狡猾な人という意味で、娘のマファルダがバルセロナ伯ラモン・バランゲー2世と結婚しているのでアラゴン王家とも関係があります。
なぜ狡猾な人などというあだ名がついたのか興味深い。
私達アラゴン王はみんなノルマンディー出身の狡猾な人の血を引いているのですね。
・モジェ/マルジェーロ

・ギヨーム/グリエルモ、プリンチパート伯

・アルフレッド、ノルマンディーに残留

・ユベール、ノルマンディーに残留

・タンクレード、ノルマンディーに残留

・エマ

・フレデゼンド、アヴェルサ伯・カプア公リッカルド1世と結婚

・ロジェ/ルッジェーロ、大伯爵と呼ばれたシチリア伯

残る幾人かの女子の名前は知られていない。

タンクレードの子の中でシチリア伯となったルッジェーロの子孫がシチリア王位を継いでいきます。
ノルマンディーにいた者が南イタリアで公爵になったり、シチリアの王になったりしたというのが信じられない。
次回から、ロベルト・イル・グイスカルドについて調べてみます。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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