血液の肺循環説(2)
文字数 2,013文字
"Por inspiración de Dios a través de la boca y los oídos hasta el corazón y cerebro de Adán y de sus hijos, el aura celestial del espíritu, la chispita de la idea, quedó esencialmente unida con la materia de la sangre espiritualizada, y así fue generada el alma."
"Lo mismo que Dios hace roja la sangre por medio del aire, así Cristo pone ensendido al Espiritu Santo."
Hoy sabemos desde 1924, que a mediados del siglo ⅩⅢ, Ibn AnNafis describió por primera vez la circulación pulmonar, lo que no resta ningún mérito a Servet, puesto que desconocía su existencia.
1924年から今日では、13世紀の半ばにイブン・アンナフィスが最初に血液の肺循環について説明していることが知られ、セルベートが最初の発見者だという功績はなくなったが、それでも彼はその本の存在について何も知らなかった。
13世紀と言えば、私の生きている時代とかぶっている。私はイブン・シーナの本を読んで感激し、それを翻訳しようと試みたが、すべての本を手に入れることはできなかった。あの時代にイブン・シーナ以外優れた学者がいて、キリスト教徒の知らない知識を持っていたとは。
血液の肺循環説についてまとめます。古代ローマのガレノスは心臓を分ける壁に小さな孔があってそこを血液が流れ、心臓の中で血液と大気が混ざると考え、それがヨーロッパでは長く信じられていました。でも13世紀にイスラム教徒の学者イブン・アンナフィスが著書の中で血液の肺循環について説明しました。
そして16世紀、ミゲル・セルベートは解剖で肺動脈が太いことを知り、血液は肺で大気と混ざり合うと考え、ガレノスの説を否定しました。でもそれを神学の本に書いたため、本は燃やされてしまい世に出ることはありませんでした。そして17世紀にウィリアム・ハーベーが発表したことで、血液の肺循環説は広く知られることになりました。