スコットランド王ジェームズ2世

文字数 981文字

スコットランド王ジェームズ1世の子ジェームズ2世について紹介します。作品集は下の画像から入って下さい。
ジェームズ2世(1430年ー1460年)はスコットランド王(在位1437年ー1460年)。ジェームズ1世とジョウン・ボーフォート(サマセット伯ジョン・ボーフォートの娘)の子。
ジェームズ1世とジョウン・ボーフォートはイングランドで知り合っているのですよね。
ジェームズ1世が暗殺されて6歳で王位に就いたが、実権はダグラス伯爵一族に握られた。1449年、ジェームズ2世は自ら統治する年齢に達すると、ダグラス家と対決して、1452年2月22日には8代ダグラス伯ウィリアムをスターリング城で刺殺、ブレッチンの戦いなどで勝利した後、1455年のアーキンホームの戦いで決定的打撃を与えた。
父王が暗殺されて幼い時に王位に就き、別の者に実権を握られて大人になってから復讐する。ジェームズ2世の生涯の前半生はジェームズ1世とよく似ています。
その後ジェームズ2世は、スコットランドの地位向上や軍隊の強化に努めた。1460年、イングランドに占領されていたロクスバラ城の包囲戦のさなかに、大砲の爆発により命を落とした。
これから活躍するという時に戦死するなんて随分不運ですね。こう言っては失礼ですが、スコットランド王家は王やその周辺の人が次々と不幸な死に方をしている、呪われているようです。
1449年7月3日、ホリールード寺院でゲルデルン公アルノルト・ファン・エフモントの娘メアリーと結婚した。

・息子(1450年、夭折)

・メアリー(1451年ー1488年)1467年頃にアラン伯トマス・ボイドと結婚、1474年に初代ハミルトン卿ジェームズと結婚

・ジェームズ3世(1453年ー1488年)

・アレグザンダー(1454年ー1485年)オールバニ公

・デイヴィッド(1455年ー1457年)マリ伯

・マーガレット(1455年頃ー?)3代クライトン卿ウィリアム・クライトンと結婚

・ジョン(1459年ー1479年)マー伯

この中でアレグザンダーがオールバニ公になっているというのは、前に話題になったオールバニ公ロバートの子孫は途絶えて、彼が公爵位を継いだのでしょうか?
多分そうだと思います。末弟のジョンはジェームズ3世の不興を買ったために殺されたようです。
スコットランド王家は本当にいろいろあって怖いです。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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