レオ10世(1)
文字数 803文字
フィレンツェの黄金時代を築いたロレンツォ・デ・メディチの次男。父と教皇インノケンティウス8世の後押しにより1492年、16歳の若さで枢機卿となる。同年ロレンツォの死去後、メディチ家の権勢は衰え、1492年に兄のピエロ、弟のジュリアーノと共にフィレンツェを追放される。
追放中はイタリア各地を転々としたのち、ローマに落ち着く。1503年の兄の死後、ユリウス2世の支持の元、1512年にスペイン軍と共にフィレンツェに侵攻。メディチ家の復権を果たしている(教皇選出後はフィレンツェを親族に任せ、間接的に統治した)