締め切り直前の自己アピール

文字数 1,016文字

今日2月28日は2000字歴史小説の締め切り日です。もうこれ以上書き加えることはありませんが、登場人物に最後の自己アピールをしてもらい、その結果PVがどれだけ増えるか試してみたいと思います。
人気投票などくだらない。
ちなみに今日までのところ、小説のタイトルから見た人気順は

1位 『ハインリヒ7世』★3 pv340

2位 『ラミロ2世の亡霊』★4 pv274

3位 『フアン1世』★5 pv213

4位 『ペドロ2世』★3 pv115

となりました。

 

人気投票などくだらない。そもそもこの物語は1枚の写真から始まっている。作者がスペインに言った時、余が長年住んでいて(亡霊になった後も)アラゴン王家の霊廟がある修道院を訪れてパネルの写真を撮った。これがその写真だ。
パネルにはうっすらと後の画家が描いた『ウエスカの鐘』の惨劇の様子が描かれています、怖い絵だけれど、この写真を押すと小説が読めるようになっています。


3人の亡霊はいずれも余の子孫である。そして物語は余のパネルから始まった。他に言うことはない。
余は言いたいことがたくさんある。主人公の少年と余は固い絆で結ばれている。時代や身分は違うが、父親と離れて暮らし、母親を失い、自身の境遇に苦しんでいる。だからこそお互いに分かり合い、共感することができる。物語のテーマを考えた時、余が主人公というのがふさわしい。
余は今回1番pvが少なかった。レコンキスタの英雄で戦闘能力の高い余がなぜこのような結果に甘んじなければいけないのか、その原因はすべて作者の政治知識と戦闘能力の低さにあると思われる。
現代の日本では政治知識はともかく戦闘能力は必要ないのですけど・・・
本人に能力がなくても、それを知識と想像力で補えてこそ優れた小説家である。そなたの未熟さが余の人気の低さにつながっている。
すみません、そのあたりについては勉強します。
私は勝利王シャルル7世の義理の祖父ということで人気が出たようだが、作者の真の意図は違っている。
他に何かあるのですか?
作者はなぜ歴史を騒がせたフィリップ4世の後に目立たない私の話を書いたのか。そこに作者の歴史に関する深い考察がある。残酷な歴史に終止符を打てるのは誰なのか、もちろん私ではないが、私の生き方についてフィリップ4世と比べ、もう1度考えて欲しい。そして不真面目王フアン1世のファンが増えることを願う。
フアン1世のファンが増える、もしかしてこれはダジャレなのかにゃー。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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