フランス王ルイ10世

文字数 1,026文字

フィリップ4世の長男でフランス王位を継いだルイ10世について紹介します。作品集は下の画像から入ってください。
ルイ10世(1289年ー1316年)は、フランス王(在位1314年ー1316年)およびナバラ王(ルイス1世、在位1305年ー1316年)フランス王フィリップ4世とその妃であるナバラ女王ファナ(ジャンヌ)1世の長男。フィリップ5世、シャルル4世の兄。その治世の中、諸外国との争いに明け暮れたため、強情王または喧嘩王とあだ名される。
フランス王であったのは2年だけなのに、ナバラ王には11年なっていますね。
母ファナ1世が亡くなった後、ナバラ王位を継ぎました。
ルイ10世の短い治世の中、フランスとブルゴーニュ公国やイングランドとの争いが絶えなかった。王はフランス王軍をブルゴーニュとの境界に動員し、穀物などの禁輸を命じたが、効果を挙げられなかった。
フランスはこの頃もイングランドやブルゴーニュと争っていたのですね。
1316年、ジュ・ド・ポームの後、冷たいワインの飲み過ぎで胸膜炎か肺炎になり、ほどなく崩御した。王妃クレマンス・ド・オングリーは妊娠中だったため、子が生まれるまで王弟フィリップが摂政を務めた。ルイ10世の崩御から5か月後、生まれた子供は男子でジャン1世として即位したが、一週間たたずに夭逝し、王弟フィリップがフィリップ5世として王位を継承した。
随分あっけないですね。
ジュ・ド・ポームが好きで、世界初の屋内テニスコートの建造を命じたという。
世界初の屋内テニスコートと言っても、本人はジュ・ド・ポームの後冷たいワインの飲み過ぎで病気になって死んでいるではないですか。王ならばもう少し自分の健康に気を付けるべきです。私も人のこと言えませんが・・・
結婚する以前に愛人としていた名前不明の女性との庶子

・ウドリーヌ(1305年ー1330年)パリのコルデリア修道院女子修道院長

最初の王妃マルグリット・ド・ブルゴーニュ(1290年ー1315年、1305年結婚)との子供

・ジャンヌ(ファナ)2世(1311年ー1349年)ナバラ女王

2番目の王妃クレマンス・ド・オングリー(1293年ー1328年、1315年結婚)との子供

・ジャン1世(1316年)フランス王、ナバラ王

ナバラ女王ジャンヌ2世の子カルロス2世(悪人王)がルイ10世の孫であることを理由に王位を請求します。そしてルイ10世の最初の王妃マルグリット・ド・ブルゴーニュは不倫をして問題を起こしています。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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