スペイン語で読むアラゴン3代目の王ペドロ1世(3)
文字数 1,306文字
1104 En el mes de septiembre Pedro muere de enfermedad en la conquista del valle de Arán, en ese momento territorío del Pallas Sobira. Es sepultado en el Panteón Real del monasterio de San Juan de la Peña.
祖父ラミロ1世が44歳、父サンチョ・ラミレスは51歳で亡くなっている。当時としては特別若くして亡くなったわけではないが、祖父や父が亡くなった時に跡継ぎが成人していたのに比べ、ペドロ1世の場合は跡継ぎの子が先に亡くなっていたのが大きな痛手だった。
父上の狙いはなんであれ、ペドロ兄上が王、アルフォンソ兄上が軍隊、余が聖職者という形で我々3兄弟はうまく協力できるはずであった。だが、ペドロ兄上が世継ぎを残さずに亡くなられたことで、余の運命もアラゴンの歴史も大きく変わった。
ペドロ1世とラミロ2世が18歳も年が離れていたなんて驚きました。そんなに離れていてはいらない子と思われても・・・あ、いえ、大切な我が子を聖職者にすることで、アラゴンを確固たるキリスト教の国にしようとするお考えがあったのかと・・・