ルクセンブルク伯ハインリヒ6世

文字数 997文字

ルクセンブルク伯ハインリヒ5世の長男であるハインリヒ6世について紹介します。作品集は下の画像から入って下さい。
ハインリヒ6世の肖像画です。
教会のステンドグラスになっているハインリヒ5世とは印象がかなり違いますね。
ハインリヒ6世(1240年頃ー1288年6月5日)はドイツ=フランス系のルクセンブルク伯(在位1281年ー1288年)フランス語名ではアンリ6世。獅子伯と呼ばれた。
獅子伯という呼び名がつくということは、かなり強かったのか。
ルクセンブルク伯ハインリヒ5世とその妻でバル伯アンリ2世の娘であるマルグリット・ド・バルの間の長男として生まれた。
ルクセンブルク伯とバル伯がここで婚姻関係を結んでいます。
1270年、父が主君のフランス王ルイ9世率いる第8回十字軍に参加した際は、伯家の摂政を務めた。
フランス王ルイ9世は列聖されていますが、第8回十字軍ではイスラム教国であるチュニジアを攻撃しますが、飲み水の劣悪さや暑さにより病気がはびこり、ルイ9世も亡くなって十字軍は撤退しています。
リンブルフ継承戦争ではヘルレ(ゲルデルン)伯家に味方し、ブラバント公家に敵対する。1288年6月5日、継承戦争中のヴォリンゲンの戦いに参加した際、弟のリニー領主ワレラン、父の2人の庶子ボードゥアンおよびウッファリーズ領主アンリとともに戦死した。
え、みんな戦死してしまうのですか?
獅子伯という名前がついていても大したことなかったのか。
1260年頃、エノー伯ジャン1世の弟ボーモン領主ボードゥアンの娘ベアトリス・ダヴェーヌ(1321年没)と結婚し、間に5人の子女をもうけた。
子孫のヴェンツェルにはバル伯とエノー伯の血も流れているということですね。
・ハインリヒ(アンリ)7世(1278/1279年ー1313年)ルクセンブルク伯、神聖ローマ皇帝

・ヴァルラム(ワレラン)(1280年頃ー1311年)ブレシア包囲戦で戦死

・フェリツィタス(フェリシテ)(?ー1336年)1298年、ルーヴェン伯ジャン・トリスタン(ブラバント公アンリ1世の曾孫)と結婚

・バルドゥイン(ボードゥアン)(1285年ー1354年)トリーア大司教

・マルガレーテ(マルグリット)(?ー1336年)修道女

ハインリヒ6世の子供は5人しかいないのに、2人が聖職者になっていますね。
バルドゥインはトリーア大司教になって、ルクセンブルク家に大きく貢献しています。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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