ロベルト・イル・グイスカルド(3)

文字数 798文字

ロベルト・イル・グイスカルドについての続きです。作品集は下の画像から入ってください。
ロベルトの家族は弟にシチリア伯ルッジェーロ1世、甥に初代シチリア王ルッジェーロ2世がいる。結婚は2回で、息子は4人、娘は6人いる。初めはブルゴーニュ伯ルノー1世の娘アルベラダと結婚し、1男1女をもうけた。

・ボエモン(1058年頃ー1111年)第1回十字軍参加、アンティオキア公

・エマ、善良侯オドンと結婚し、アンティオキア公国摂政タンクレードの母となった。

アンティオキア公国は第1回十字軍が聖地に建設した、十字軍国家のひとつ。シリア北部の重要都市アンティオキアを首都とした、と書いてありました。
アルベラダと離別後、サレルノ公グアイマーリオ4世の娘シケルガイタと結婚し、3男5女をもうけた。

・ルッジェーロ・ボルサ(1060/1年ー1111年)プッリャ・カラブリア公

・グイド(1061年頃ー1108年)アマルフィ公

・ロベルト・スカリオ(1068年頃ー1110年)

・マファルダ、バルセロナ伯ラモン・バランゲー2世と結婚、子孫はアラゴン王に即位、ペドロ3世はシチリア王にもなった。16世紀にスペイン・神聖ローマ帝国・イタリアの大半を支配したカール5世も子孫である。ラモン・バランゲー2世の死後ナルボンヌ副伯エメリ1世と再婚、エメリ2世を産む。

バルセロナ伯のラモン・バランゲー2世の孫ラモン・バランゲー4世がアラゴン王ラミロ2世の娘ペトロニーラと結婚しました。
・マビリア、ギヨーム・ド・グランメニルと結婚

・エリア、メーヌ伯ユーグ5世と結婚(のち離婚)

・シビラ、ルシー伯エブル2世と結婚、娘マビーユはヤッファ伯ユーグ1世・デュ・ピュイゼと結婚

・オリンピア、ヘレナと改名し、東ローマ皇帝ミカエル7世の子コンスタンティノスと婚約するが、ニケフォロス3世により修道院へ入れられた。

次回からロベルトの長男ボエモンについて調べてみます。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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