ボードゥアン3世(2)

文字数 687文字

ボードゥアン3世についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
ボードゥアン3世は1130年に誕生した。このころのエルサレム王国はボードゥアン3世の母方の祖父ボードゥアン2世が統治しており、ボードゥアン3世は王国建国から3世代目の統治者として誕生したのであった。ボードゥアン3世の母親はエルサレム王族のメリザンドであり、彼女はボードゥアン2世の娘であったことからエルサレム王位の女性相続人とされていた。ボードゥアン3世の父親はフルク5世(前アンジュー伯爵)であった。
「聖墳墓の守護者」であったゴドフロワの弟がボードゥアン1世で、遠縁でエデッサ伯だったボードゥアン2世がエルサレム王国を継いでいます。
ボードゥアン3世が1歳のころ、祖父ボードゥアン2世が60歳で亡くなり、彼の後継の座を巡ってメリザンドとフルクは権力闘争を開始した。メリザンドは自身が前エルサレム王の娘であることを理由に自身の正統性を主張した。結局、メリザンドとフルクは和解した。そしてメリザンドはボードゥアンはボードゥアン3世の弟アモーリーを身籠った。
弟アモーリーの子がボードゥアン4世になります。
僕はボードゥアン4世をすごく尊敬しているので、その血筋は興味深いです。
1143年、フルク5世は13歳のボードゥアンを残して狩猟中に不慮の事故死を遂げた。父親の死を受けて、ボードゥアン3世はメリザンド王妃とともに共同統治者としてエルサレム王に即位した。しかしボードゥアン3世はまだ若く、複雑な政治に興味をあまり示すことはなかった。
この後、エルサレム王国とその北方の十字軍国家には大変なことが次々と起こります。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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